歴史
茶碗蒸しの歴史は江戸時代、長崎の卓袱(しっぽく)料理にルーツを持ち、中国の卵料理「蛋羮(dàn gēng)」が日本に伝わったのが始まりとされています。
平安時代からの蒸し料理の系譜も存在し、鎖国下の異文化交流(中国・オランダ経由)の中で発展していきました。
次第に庶民の家庭料理として全国に広まり、現在のような和の定番料理へと進化していきました。
起源(江戸時代、1689年頃)
長崎では、中国からの影響を受けた「卓袱料理」の一品として登場しました。
ルーツ
イギリス発祥の蒸し菓子(プティング)の製法が中国を経て日本(長崎)に伝わったと言う説があります。
初期
武士や上流階級の宴席で供(きょう)される高級料理です。
普及
江戸時代後期には庶民の間にも広まり、家庭料理として定着しました。
専門店(幕末)
長崎の吉田宗吉信武が「吉宗」を開業し、蒸し寿司とセットで提供し、普及に貢献しました。
現代
日本各地で親しまれ、和食の定番と懐石料理の一品として定着しました。洋風アレンジも登場しています。
特徴と発展
名前の由来
小さな茶碗に卵液と具材を入れて蒸す調理法からきています。
具材
当時は具材が少ないか無かったかどちらかでした。薬膳効果のある銀杏などが加えられるようになったのです。
分類
和食では「汁物」に分類され、出汁が重要です。
海外での認知
「Japanese Egg Custard」として海外でも「Savory Custard」として親しまれています。
