花言葉
カボスの花言葉は主に「健康」と「健康美」になります。
これはビタミンCやクエン酸が豊富で、疲労回復効果などがあること、また食事をさっぱりと美味しくする効果から、体への良い影響が期待されることに由来しています。
大切な人への贈り物として喜ばれる花言葉でもあります。
由来
ビタミンCやクエン酸が豊富で、疲労回復と免疫力向上など、健康に良い効果が多いことからです。
贈り物の例
誕生日や長寿のお祝いに鉢植えを贈り物も素敵です。
意味
カボスとは、大分県特産の香酸柑橘の一種で、爽やかな酸味と香りが特徴のミカン科の果実となっています。
名前の由来は、江戸時代に「蚊をいぶす(追い払う)」ために皮を使っていたことから「蚊いぶし→かぶし→カボス」と変化した説があります。
特徴と用途
味と香り
クエン酸が豊富で酸味が強いですが、熟すと甘みも増します。
爽やかな香りは、焼き魚や鍋物、吸い物などの風味づけに最適です。
産地
日本国内のカボス生産量の98%以上を大分県になります。
旬
主に夏~秋にかけて収穫されています。
栄養
ビタミンCやクエン酸が豊富で、疲労回復や免疫力向上にも良いとされています。
関連情報
漢字
「香母酢(こうぼす)」、「臭橙(しゅうとう)」などと書かれ、香りが良い酢と言う意味合いがあります。
漢字の由来
カボスの漢字の由来には2つの諸説があり、「蚊をいぶす(蚊を追い払う)」が転訛した「蚊いぶし→かぶし→かぼす」と言う意味を込めた当て字になります。
他には「臭橙」と書くこともあり、これは古くから使われていた表記で、ダイダイの古名「カブス」からの転訛説も存在します。
蚊いぶし説
江戸時代、カボスの皮を刻んで蚊を追い払う「蚊いぶし」に使われたことから、「蚊いぶし」が転じて「かぶし」「かぼす」になったと言う説が最も一般的です。
「カイブシ(蚊燻し)」や「カハホス(皮干)」からの変化と言う説でもあります。
香母酢説
香りが良いことから「香」の字が使われ、酸味があることから「酢」の字が当てられ、「母」は音の響きや当て字として使われたと言う説があります。
臭橙説
「臭」は香りの強さを表し、「橙(だいだい)」は柑橘類の総称で、昔から使われていた古い漢字表記です。
まとめ
音の由来
「蚊いぶし→かぶす→かぼす」が有力です。
漢字の由来
「香母酢」(当て字)と「臭橙」(古字)の2種類があります。特に「香母酢」は香りと酸にちなみます。
歴史
カボスはヒマラヤ原産で、江戸時代初期に中国経由で、日本に伝わりました。
当時は薬用として全国に栽培されていました。
特に大分県で「蚊をいぶす(蚊除け)」ために使われ、「蚊いぶし」が「カボス」になったとされています。
大分県の特産品として定着したのは昭和40年代以降、県による奨励と「一村一品運動」で全国区になりました。
1、伝来・薬用期(江戸時代初期~)
ヒマラヤ地方が原産地で、中国大陸を経て日本に伝来してきました。
江戸時代には、「蚊いぶし(蚊除け)」に使うための「蚊いぶし」が「カボス」に転じたと言う説があり、医薬品としても扱われていたとされています。
大分県では、江戸時代に医師が京都から苗木を持ち帰ったのが始まりとされています。
竹田や臼杵(うすき)地方では薬用として栽培されていました。
2、特産品化の始まり(昭和中期~)
文献に「カボス」の記述が登場するのは戦後しばらく経(た)ってからで、昭和中期以降からになります。太平洋戦争中、酢の代用品として料理に使われていました。
風味(クエン酸、ビタミンCが豊富)が再評価されました。
3、大分県特産品としての確立(昭和40年代~)
昭和40年代に大分県が生産を奨励し、栽培面積が大幅に増加しました。
昭和50年代の「一村一品運動」の旗手(きしゅ)となり、特産品として全国に認知されるようになりました。
ハウス栽培技術の確立や貯蔵出荷のシステム化により、周年供給が可能になりました。
現代のカボス
現在は、大分県が全国生産の95%以上を占める特産品です。
大分県産カボスは地理的表示(GI)保護制度にも登録され、品質が保護されています。
鍋料理のポン酢や焼き魚、刺身の薬味として、そのまろやかな酸味と香りが和食に欠かせない存在となっています。
