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いくつ羊を数えるよりも、あなたの言葉を確かめて

哲のアパート・中(夜)

紡の部屋から持ってきた香水を見る哲。

哲「明日これつけてくか」

香水をふりかける。

哲「紡の匂いがする…」

紡のアパート・中(夜)

紡、人をダメにするソファに座っている。

紡「哲、デニムカバーなのが良いって言ってたな」

紡、スマホで哲とLINEをしている。

紡「あれ、LINE通話?」

紡、通話を切る。

【どうしたの?】

LINEを送る。

【出て】

哲からLINEが来る。

紡、LINE通話をかける。

哲「(半泣き)なんで出てくれなかったの?」

紡「ごめん、びっくりして」

哲「ほんとにやだ、ほんとにやだ、浮気?」

紡「え…違う違う」

哲「何今の、えって」

紡「大丈夫?」

哲「会いたい」

紡「会いに来ていいよ」

哲「明日行く」

紡「分かった」

哲「12時ごろかな」

紡「はーい」

哲「じゃ」

紡「おやすみ」

哲「おやすみ」

紡のアパート・中(朝)

玄関のチャイムが鳴る。

紡「はーい」

哲がいる。

紡「!?」

哲「…」

紡「目覚ましよりも早いんだけど」

哲「会いたくて」

紡「え、今何時?」

哲「8時…」

紡「12時って言ったよね」

哲「うん」

紡「外見て」

哲「何?」

紡「空が白い」

哲「うん…?」

紡「空が白いっていうことは朝早いってことで…」

哲「あがっていい?」

紡「えー」

哲「なんでだよ」

紡「まあ、いいよ」

哲、紡、部屋に入る。

紡「哲、眠いから寝る」

哲「分かった」

紡「おやすみ」

紡、寝る。

紡、起きる。

隣に哲が寝ている。

紡「あれは夢か…いや…この人は…」

哲「おはよ~」

紡「誰!?」

哲「寝ぼけてるでしょ」

紡「…もっかい寝る」

哲「だめだめ、起きて」

紡「えー」

紡、哲に抱きつく。

哲「昨日のごめんは?」

紡「ん~、ごめん」

哲「いいよ」

紡「お腹すいた」

哲「なにかあるかな」

紡「肉まん」

哲「うん」

紡「いいにおいする」

哲「見てこれ」

紡「あ、おんなじの」

哲「紡の」

紡「おんなじ匂い~」

哲「これいいね」

哲のアパート・中(夜)

哲、帰宅し、スマホを見る。

紡に送ったLINEを見返す。

【充電完了】

【今まだ70%】

紡のアパート・中(夜)

哲とLINE通話をする。

哲、唐突に質問をする。

哲「俺のことどう思う?」

紡「かっこいい」

哲「どんなとこ?」

紡「私を好きなとこ」

哲「そんなの一生じゃねえかよ」

紡、笑う。

哲「どんどんきれいになっていくから、離れられない」

紡「嬉しい」

哲「彼氏になりたい」

哲「今でも彼氏になりたい」

紡「うん」

哲「紡が幸せっていう、それが俺の生きがい」

紡「うん」

哲「俺の恋心がバレちまう」

紡「え!?」

哲「大好き大好き大好きだー」

哲「愛してるよ」

哲のアパート・中(日替わり・朝)

シングルベッドで丸まって寝る哲。

哲「ん~」

隣に紡がいないことを寂しく思う。

哲「…朝ごはん」

ボーっと宙を見つめる。

紡のアパート・中(朝)

鏡の前でメイクをする紡。

お気に入りのコスメをつけ、テンションを上げている。

ファンデーションを塗る。

ふと、哲のことを思い出す。

紡「これ、見せたな~」

スタバ・店内

紡、マイ、ケーキとフラペチーノを食べている。

紡「今日遅くなってごめんね」

マイ「ほんとだよ~」

紡「いつもマイが遅刻魔なのに」

マイ「今日は起きれた」

紡「良かった」

マイ「今日どっか寄ってく?」

紡「買い物しよ~」

マイ「いいよ」

紡「紫に今はまってて」

マイ「へぇぇ、いつも黒着てるよね」

紡「黒は彼氏とお揃い」

マイ「え、まじか」

紡「うん…あ、私食べるの早い!?」

マイ「そんなことない…よ」

紡「このケーキ美味しいね!」

マイ「ね!」

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ゆり子

SnowManのファンです。よろしくお願いします。

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