今回は使用頻度の高いGコードの意味と使いかたを解説していきます。 用語の解説ばかりで申し訳ありませんが、見ていただけると幸いです。慣れてきたら画像を使ってもっと分かりやすくしたいです。前置きはこのくらいにして本編にいきます。
G00 | 早送り
G00 X.Y.Z で指定した座標に早送りで主軸が動きます。送り速度は制御装置のつまみで変えることができます。 目標の座標に最短距離で動くので直線だけでなく斜めにも動きます。 G00で加工は行いません。加工前後の移動手段のイメージです。
例 G00 X0 Y0 →これでX0 Y0の座標に行きます
G01 | 直線補間
G01 X.Y.Z F~ で指定した座標に真っ直ぐ切削します。 送り速度はFの後に数値を入れて指定します。
例 G01 X100 Y0 F50 →X100 Y0 の座標に向かって送り速度50で切削を行います。
加工物の表面や側面を削る際などに使用する指令です。大体 Z(高さ)を合せてからX,Y(前後、左右)に動かして削っていきます。四角いものから、複雑な形のものまで様々なものに使うもっとも基本的な指令だと思います。 縦、横に真っすぐ削ることが多いですが、
G02,03 | 円弧補間
名前の通り円を描くように削ります。G02が時計回り、G03 が半時計回りです。 四角形の角が丸くなっているのがありますよね。ああいうものに使用します。いわゆるRです。 ちょっとややこしいのでここで使い方は書きません。G02,03はRを作るために使うと覚えていただければ大丈夫です
G15 | ワーク座標系選択
G15 H+数値 で入力された番号のワーク座標系を呼び出します。
ワーク座標系はワーク(加工物)を測定、計算し自分で好きな場所を原点にするものです。 以前記事にしたのでもう少し詳細を知りたい方は見ていただけると幸いです。 このワーク座標系は機械の中にいくつも保存することができ、それを呼び出すのがこのG15です。
例 G15 H1 これでワーク座標系1番に設定されたZ,Y,Z座標の原点を呼び出せます。
プログラムの初めの方でそのとき使う原点を呼び出すことになるので使用頻度がかなり高いです。 加工するうえで全ての基準になる原点はとても大事なので設定した原点とH番号が一致しているか要確認です。
G90 | アブソリュート指令
位置指令をアブソリュート指令(絶対値指令)に切り替えます。
簡単に説明すると、機械や自分の設定した原点を基準に座標を指示する指令です。
基本的にアブソリュート指令を使うので使用頻度が高いです。 事故が起きないようにプログラムの最初や区切りに入れておくことが多いです。
G91 | インクレメンタル指令
位置指令をインクレメンタル指令(増分値指令)に切り替えます。
簡単に説明すると、今いる座標を基準に何mm動きたいかを数値で指示する指令です。
インクレメンタル指令単体で使うことがほぼなく、G90を普段使い要所でG91を使いまたG90に戻していました。
出番はG90の方が多いですが、切り替えの際にしっかりG91を入力したか、G90に戻したか確認が大事です。
G90、G91の2つの位置指令はもう少し深く解説した記事があるので是非見ていただければ幸いです。
まとめ 最期まで読んでいただきありがとうございます。今回はよく使うGコードについて解説させていただきました。 実はまだよく使うGコードが何個かあるのですが、NCの基礎知識が関わってくるので個別で記事にする予定です。 画像や絵がないとうまく伝えられないので時間がかかると思います。 詰まったときはまたモンハンの記事を書くので、気になる方は前のモンハンの記事も読んでいただければ幸いです。 ではまた次の記事でお会いしましょう。
