ボランティア日記第一弾 最終章 まとめと感想.

まとめと感想①

S=Y_今回のツアーで色々な事を勉強した。というより色んな事を教えられた旅だった。子供が好きな自分は、とても楽しみだったけど不安もいっぱいだったが、「子供達を笑わせたら成功」と言われ、楽しんでくれなかったらどうしようかと思ったが、裏腹に、子供達はとまどいながらも、初日から笑顔を見せてくれたので安心した。時間の感じ方が全く、日本にいる時と違って、中々、陽は落ちなかった。自分は特技という特技もなく、何かを教えられる訳でもなく、とにかく、子供達と一緒に遊ぶ事が自分の仕事だと思い、思う存分楽しく遊んだ。   

N=M_「バクシーシ」とは、乞食が物乞いに来た時の施しものの事だが、インドでは、至るところで、執拗な物乞いに困らされました。この事は行く前から聞かされていたので物乞いに対する姿勢と覚悟は決まっていました。「施しは一切しない」理由はいくつかあります。自分が施しをすることによって、持っているもの<富んでいる>、相手は持っていないもの<貧しいもの>という図式を明確にするのが憚られたこと。そして、自分が施しをすることによって、善を行った気分になるのが嫌だった事。また、数人に施しをしたところで貧困救済の根本には、何の力も持ち得ないのではないのかという事。                                

H=G_「寒い!」インドといえば、「暑い所で、汗をかきながら、カレーを食べている。」というイメージですが、実際に、カルカッタに降り立ってみると寒いと感じました。もちろん、日本の秋位の気候でしたが、トレーナ1枚くらいしか持っていなくて、ホテルも水しか出ないので、「やられた」と思いました。毎朝寒くて目が覚める始末。カルカッタYMCAのクリスマスランチパーティーに招待された時の事、ゲームをしたり、インド料理を食べたりしました。また、仙台側として、日本食をふるまいました。そのイベントが終わった時です。片づけをしようとすると、「しなくていいよ」とのことでした。僕は「ああ、」日本からわざわざ来てくれた僕らにはさせられないんだな」と思いましたが、インドのYMCAの方も一向に片づけをする様子がありません。なぜかといえば、片づけは身分の低い人がするということでした。この時初めて中学校で習った<カースト制>を認識しました。    

(S=H)インドに行ってきた。マザーテレサに会いたいという気持ちがそうさせた。残念ながら実現できなかったが、マザーに救われた18人の子供た達と生活を共にしてきた。孤児院の生活は豊かではない。しかし、一人一人の子供達からは「生きる喜び」「生きる力」を感じる事が出来た。貧しい人達に何かをしようとすることが切であるとマザーは言う。そうすることで、貧しいと呼ばれている人達から豊かさを学ぶ事になり、自分の貧しさに気づく。その事を体験本当の豊かさとは何か?」を思い知らされた。地上でいちばん邪悪な所カルカッタ、その邪悪な土地で自分を見つめると謂うことは、実に感慨深いものである。インドへは、また行くことになると思う。自分に流れている深い川を見つめるために。聖なる川ガンジス川がそこに流れているように、そしてマザーテレサのやさしさに出会うために                  

T=M_まず、私がこのツアーに参加して一番の収穫だと思う事は見ず知らずの人たち、しかも自分より年上の人達とボーイズホームでの活動をやり遂げた事だ。                   

S=H_とても楽しく過ごしたカルカッタ。私達の滞在が快適であるようにと支えてくれた多くの人達の優しさを忘れてはならないと思った。私達の味覚を考慮して調理してくれたコック、恥ずかしそうに「モーニング」と挨拶した門番さん。健康を気遣ってくれたJの奥さん、洒落たジョークで、心を和ませてくれたジョイは名ホストだった。彼らに対して、何のお返しも出来ないのは、とても残念であるが、その代わりに、今共に暮らす家族の為、友人の為、そしてこれから出会う誰かの為に、彼らのように、誠意を尽くして何かが出来たらと思う。このような素晴らしいチャンスを与えてくれた仙台YMCAの皆様に深く感謝を申し上げたい。

O=T_インドのタミル語で、(スパイスの入ったソース)を意味する。”カリ”という語にある、インドのカレーは種類がとても豊富ですが、宗教によっては、牛を神聖化する為口にしません。

”ナン”と”チャパティ”の違い

ナンは日本でもポピュラーだがチャパティもインドでは良く食べられていて、どちらかというと、チャパティは一般庶民の間で食べられていて、ナンはお祝い事や、富裕層の間で食べることが多い。まだにほんでは、チャパティは普及されていないが、ナン程ではないにしろ、カレーとはよく合い美味しいと思う。         

*(ボーイズホームの少年達)

まりあ 如月_今度の旅行で私が一番感じた事は、とにかく行って良かったという事だ。そして、私の中で何かが変わったようなきがする。始め、カルカッタの町に降り立った時、不安と怖さでいっぱいだった。みんなで町を歩いた時もものすごい車の数、人と、車が入り乱れて同じ所を走る。そして、物乞いをしてくる、まだ幼い子供達。赤ちゃんを抱いた若いお母さん、それらの事に驚き、辛さを感じた。2日目にして「早く帰りたい」そう思ったのが正直な私の気持ちだった。そんな私の気持ちを変えてくれたのは、ボーイズホームの訪問だった。とても可愛くて、素晴らしい少年達との出会い、子供というのは、万国共通、可愛いものだがここで出会った少年達は純真で、無邪気で、何の汚れも無く、私達に優しくしてくれた。私はまるで子供に返ったように木登りをしたり、あひると追いかけっこをしたり裸足で駆け回り、日本では絶対に思い出す事のなかった自分の中の無邪気さを思い出したような気がする。私達は、少年達に色々な事を教えてきた。”日本語””お習字””お絵描きや折り紙、その他日本の遊びや踊り。だが逆に、私達は少年達からも色々な事を教わったと思う。教わった事の方が多かったような気がする。言葉なんか通じなくても、心を通わせる事が出来るという事を私は、初めて知った。日本語、英語、ベンガル語、と三か国語を話ながらも私達は心で会話をし、海を越えて最高の友達になれたと思う。最後の日のジャパニーズナイトでも、本当に心を一つにしてみんなで楽しんだと思う。別れの日、泣くまいと決めていたのに後から後から、涙が出て止まらなかった。少年達が私の所に来て、「Don‘t cry.See you again.」と言って、慰めてくれた事が心に残る。そしてみんなが流した涙、私は、きっと一生忘れる事がないだろう。ボーイズホームを出て、カルカッタの町に戻って来た時、私はその地を初めて見た時とは違った目で見ている自分に気づいた。あんなに怖かった人と車の流れも、つらかった物乞いも臭いさえも全てが自分の中に溶け込んだような気がした。今は、はっきりとインドという国、カルカッタという町が好きだと言える。又、必ず行きたいと思う。いえ、必ず行くだろう。私をこんな気持ちにしてくれたボーイズホームの少年達に感謝している。そして、私は心から願う。彼らにインドの全ての子供達に幸せが訪れますように。

(ポエム)

潤い

少年達の笑顔は  

やさしさとあたたかさで私の心を 満たしてくれた

少年達の小さな手は

愛情と ぬくもりで私の心に 潤いを与えてくれた

一緒に過ごした ほんの短い日々

それでも私は 

昔からの友達のように 手を取り合い 笑いあい

言葉の違い等関係なくお互いを理解した

それはまるで 夢の中をさまよているように

私に 安らぎを 与えてくれた

最後の日 みんなで囲んだ キャンプファイやーの火が心にしみる

みんなで流した涙が心に残る

その涙と 空に向かって燃える炎を思い出しながら 

私は 今 とても素敵な日々をくれた 少年達に感謝しよう

その少年達の幸せを心から祈ろう

汚れた町と子供達の笑顔

インドで見た光景が 私の目に焼き付いて離れない

汚れた町 人 人 人の群れ 壊れかけた バスやトラックでも そんな町に私は懐かしさを覚える

あのガンジス川に架かる橋

そして 沈みかけた 大きくて丸い太陽が 私の胸を熱くする

ストリートチルドレンの子供達は 笑顔を振りまき 私の思いは 遠く遠くへと流れていく

そして マザーテレサの魂と一つになる 

其の瞬間 私の胸は愛情でいっぱいになり

その胸からは優しさがあふれだした

この国は私に 一生懸命生きるということを教えてくれた

そしてその意味の素晴らしさを教えてくれた

インドの青い空が好き優しさに 溢れた人が好きインドという国の全てが好き

T=Y_タイムスリップしたような街、地球の裏側に住む私が一夜にしてその裏側へワープしてきたような感覚に襲われた。1945年(昭和20年)に日本では戦後が始まり、1947年(昭和22年)インドでは、植民地支配から解き放たれた。まるでインドと日本は一枚の板の表、裏のようだ。表にいる日本は、表面を美しく彩色し、人口の上に人口を重ねた。一方インドは、素材は同じであったにも関わらずイギリスの残していたものを、何一つ持たず、寂れるにまかせゴーストタウンのごとしとなった。いや、インドではなく、カルカッタに限るであろう。他の地は知らないのだから。

S=Y_R先生が、「ここの壁は低いから、もしここでの生活が楽しくなかったら子供達はいつでも逃げ出してしまうでしょうね」ということを聞かされました。でも私は、どんなに個々の壁が低くても、ここから逃げ出すような子供はいないだろうなと思いました。子供たちの笑顔が、ボーイズホームでの生活の楽しさを表しているように見えたからです。ボーイズホームでは、時間がたつのがとても遅く感じました。インドという国自体そいう所だとは聞いていましたが、「楽しいのに時間がたつのが遅い」という体験は生まれて初めてでした。+

                             

第一弾終了。

第二弾では、タイをご紹介します。お楽しみに。

  • 0
  • 0
  • 0

まりあ 如月

私は数年前に倒れ、高次脳機能障害となりました。独身ですが、大学生の息子が一人います。趣味は、旅行、温泉、カラオケ、ダンス、映画、韓ドラ鑑賞、読書、写真、ビリヤード、川柳、子供関係のボランティアと多趣味です。特技は、文章を書くこと、人前で話すこと(司会、挨拶等) 趣味や、経験した楽しいお話、また皆様に聞いて頂きたいお話を、物語風に作成しました。是非覗いて下さいね。

作者のページを見る

寄付について

「novalue」は、‟一人ひとりが自分らしく働ける社会”の実現を目指す、
就労継続支援B型事業所manabyCREATORSが運営するWebメディアです。

当メディアの運営は、活動に賛同してくださる寄付者様の協賛によって成り立っており、
広告記事の掲載先をお探しの企業様や寄付者様を随時、募集しております。

寄付についてのご案内