歴史
年越しそばの歴史は鎌倉時代に博多の「世直しそば」にルーツを持ち、江戸時代中期に「晦日(みそか)そば」として庶民の間に広まり大晦日の習慣として定着していきました。
細く長いそばには「長寿・家運長命」を願い、切れやすいことから「一年の厄を断ち切る」、金細工師が金粉を集めたことから「金運を呼ぶ」など縁起の良い意味が込められています。
現在は、日本の大切な風物詩となっています。
1、鎌倉時代
福岡の承天寺(じょうてんじ)が、年を越せない貧しい人々にそば餅を振る舞った「世直しそば」が始まりとされています。
これを食べると運気が上がると評判になっていきました。
2、江戸時代中期
月末の「晦日」にそばを食べる「晦日そば」の習慣が町人や商家(しょうか)で広まり、これが大晦日の年越しそばへと発展していきました。
3、明治時代以降
太陽暦への移行後も、12月31日の「大晦日」に食べる習慣として定着し、「運そば」「年越しそば」などと呼ばれ全国に広がっていきました。
込められた意味
長寿・家運長命
そばのように細く長く生きられるようにと家族の縁も長く続くようにと意味が込められています。
厄除け・厄災を断ち切る
そばは切れやすいことから、その年の災いを断ち切ると意味が込められています。
金運上昇・財運招来
金銀細工師が金粉を集めるのにそば粉を使ったことからお金を呼び込む縁起物とされています。
現代への継承
江戸時代の庶民の習慣が、現在では「長寿・厄落とし・金運」など様々な願いを込めている日本人の大切な年中行事食として根付いています。
油揚げを入れる意味
紅白かまぼこ
めでたさの象徴
卵焼き
黄金色で金運や繁栄を祈る
油揚げ
油揚げの別名は稲荷揚げです。
お稲荷さんと言えば、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全の神様なので、新年がうまくいくように祈ります。
