はぎ(漢字:萩)

花言葉

ハギの花言葉は「思案・内気・柔軟な精神・柔らかな心」などです。

小さな花が控えめで下向きに咲く姿やしなやかな枝ぶりに由来しています。

古くから日本人に愛され「秋の七草」の1つです。

『万葉集』にも多く詠(よ)まれており、奥ゆかしさや物思いにふける心情を象徴する花です。

思案・内気

下向きに咲く小さな花が、物思いにふける様子や、控えめで奥ゆかしい人の姿を連想させます。

柔軟な精神・柔らかな心

細くてしなやかな枝が風に揺れる様子からたくましさと優しさとしなやかな心を表しています。

想い・物思い

日本の文学や文化の中で、人々の心情を映す花として扱われてきました。

豆知識
秋の七草
ハギは秋の七草の1つです。飽きを代表する風情である花です。
オハギ
お彼岸に食べる「オハギ」は、ハギの花が散った様子を小豆に見立てたことに由来します。
万葉集
『万葉集』に最も多く登場する花としても知られています。
贈り物として
控えめながらも魅力的な人、敬意や慎(つつ)ましさを伝えたい相手への贈り物としても選ばれています。

縁起

「萩縁起」とは、秋の七草であるハギが持っている子孫繁栄・再生・調和・繁盛などの縁起の良い意味合いや、厄除けに使われた歴史を指し、家紋や着物の柄、花札(猪との組み合わせ)など古くから日本の文化に根付いてきた縁起の良いモチーフとなっています。

控えめながらも大地に根付く強さや人との調和を促す「木」の要素を持つされ、ポジティブな変化や人間関係の改善を願う意味合いもあります。

繁盛・子孫繁栄

秋にたくさんの花を咲かせる様子から「繁盛」を意味しています。家紋としても「九枚萩紋」などに使われ、子孫繁栄の象徴とされていました。

調和・柔軟性

枝がしなやかに垂(た)れる姿は、周囲と調和し、柔軟に対応する「木」の要素と結びつき、平和や繁栄を促す意味があります。

生命力・再生

痩(や)せた土地でも元気に生え、枝がしだれる姿は、逆境に負けない生命力や再生の象徴となっています。

「ミソハギ」との関連

禊(みそぎ)の萩は、水で穢(けが)れを祓(はら)う意味合いから、お盆の供え物として厄除けと浄化の役割を持っています。

文化的な使われ方
着物・家紋
3枚の葉を組み合わせたデザインは「三つ葉萩」と呼ばれています。着物の柄や家紋(九枚萩紋)に用いられ、子孫繁栄の願いが込められています。
花札(萩に猪)
7月の花札には萩と猪が描かれています。
萩は猪が身を隠す場所と猪は多産で縁起の良い動物とされ、季節の風物詩として親しまれています。
おはぎ
小豆の粒が萩の花が散ったように見えることから「萩の餅」と呼ばれているのです。
お彼岸のお菓子「おはぎ」の名前の由来にもなっています。

まとめ

萩は、その美しさだけでなく、日本の伝統的な価値観や季節感と深く結びつき、様々な形で縁起の良いモチーフとして受け継がれています。

漢字の由来

萩の漢字は、「秋」の字に「草冠」を合わせたの日本で作られた国字で、「秋を代表する草」と言う意味が込められているのです。

語源としては、毎年根元から新芽がよく出る生命力から「生(は)え芽(き)」が転じて「ハギ」になったという説が有力となります。

『万葉集』でも「芽」「芽子(めご)」と表記されるなど、「芽」と関連付けられています。

萩の由来
構成
「草(くさかんむり)」+「秋」
意味
秋に咲き、秋の風物詩として親しまれるマメ科の植物であることから「秋」と「草」を組み合わせて「萩」と表現されています。

名前「ハギ」の語源(諸説あり)
生え芽説
古い株から新芽が何度も力強く芽吹く様子から、「はえき(生芽)」が転じて「ハギ」になったとする説があります。
延茎(はえき・はへくき)説
茎が這うように伸びる様子から。
早黄(はやくきばむ)説/葉黄(はき)
葉が早く黄色くなることから。

歴史的背景

『万葉集』では「芽子(がこ/めこ)」と表記されています。

「妻子」と同音の言葉遊びとしても使われ、女性や恋人にたとえられています。

漢字の「萩」が使われ始めたのは『和名抄(わみょうしょう)』が最古の文献とされています。

これは日本で独自に作られた漢字(国字)であることを示しています。

歴史

山口県萩市は、江戸時代に長州藩(萩藩)の城下町として栄え、明治維新の胎動の地として日本近代化の礎(いしずえ)を築きました。

毛利輝元が築いた萩城を中心に発展していきました。

吉田松陰の下村塾など幕末の志士ゆかりの地が点在していきました。萩城下町は世界遺産にも登録されています。

長州藩の拠点(江戸時代)

1604年(慶長9年)関ヶ原の戦いで減封された毛利輝元が萩に居城(萩城)を築き、長州藩の統治拠点となりました。

萩は防長二国(周防・長門)を治める政治・経済の中心地として栄え、城下町の街並みは現在も残っているのです。

幕末の動乱と明治維新

幕末には「尊王攘夷(そんのうじょうい)」運動の中心地となります。

萩まちじゅう博物館高杉晋作の騎兵隊結成や吉田松陰の松下村塾など多くの志士(しし)を輩出しました。

1863年には藩庁が山口(山口市)に移されましたが、萩は幕末の情勢を動かす要地であり続けたのです。

明治維新がの変遷

明治維新後、長州藩(萩藩)は山口藩となりました。

1889年の明治の大合併などを経て、現在の萩市の基礎が形成されていきました。

萩の歴史を感じる見どころ
萩城跡(指月公園)
毛利氏の居城跡
萩城下町
伝統的な街並み(世界遺産)
松下村塾・吉田松陰幽囚ノ旧宅
幕末の志士の教育の場

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ハムスター

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