くるみ(漢字:胡桃)

花言葉

クルミの花言葉は「知性」です。その実が脳に似た形をしており、脳を活性化させる効果があることから由来しています。

その他、「あなたに夢中・至福のとき・豊穣・戦略」といった花言葉もあります。

これらは、クルミの栄養価の高さや保存性の良さの背景から来ています。

知性(知恵)

クルミの仁(実)が脳に似た形をしていることや実際に脳の働きを助ける栄養素(オメガ3脂肪酸など)が豊富に含まれているためです。

あなたに夢中・至福のとき

オニグルミ(クルミの一種)の花言葉とされ、味わい深さから。

豊穣・富

硬い殻に守られた栄養豊富な実が、食料が貴重だった時代の人々の命をつなぎ、暮らしを豊かにした背景です。

戦略

優れた保存性を持つことから、冬を乗り超えるための「戦略的な食料」と見なされたため。

その他の意味
団結
実が複数集まり、硬く結びついている様子から。
秘めた力
硬い殻の中には豊富な栄養が詰まっていることから。

縁起

クルミは、硬い殻に守られていることから家庭円満や家内安全の象徴とされています。

また、実りが豊かで子孫繁栄や豊作を願う意味が込められており、おせち料理にも使われている縁起の良い食べ物です。

西洋では、結婚式で投げたり、豊穣の象徴とされたり、古くからの縁起物とされてきました。

日本における縁起物としての意味
家庭円満・家内安全
硬い殻が家庭を守る象徴とされています。
おせち料理の「クルミ」は家庭の平和を願う意味があります。
豊作・実り
クルミの木1本から多くの実が採れることから、豊作や繁栄を願う意味が込められているのです。
子孫繁栄
たくさんの実がなる様子から、子孫繁栄や子宝を願う意味もあります。

西洋における縁起物としての意味
豊穣・多産
古代ローマ時代から多産や豊穣の象徴とされてきました。
結婚式の縁起物
ヨーロッパでは、結婚式でクルミを投げて、新郎新婦の多産や繁栄を祈る風習があります。

縁起が悪いといわれた歴史

昔は「苦しい」「狂う」などを連想させるため、縁起が悪いとされていました。

現在は、「幸せを包み込む(くるむ)」などのポジティブな意味で捉えられ、縁起の良いものとして広まっていきました。

このように、クルミは古くから様々な文化で、家庭の幸せ、豊かさ、子孫繁栄などを願う縁起の良い食べ物として親しまれています。

漢字の由来

「胡桃」の由来は、「胡」が中国の西域の異民族の国を指しています。

「桃」がクルミの実が桃の実に似ていることから「胡国(中国)から伝わった桃のような実」という意味で付けられました。

この「胡」は、胡瓜(きゅうり)や胡麻(ゴマ)など異国から来たものに使われている接頭語で、クルミの種が桃の種に形が似ていたことから「胡桃」という字があてられたのです。

漢字の構成
胡(こ/えびす)
古代中国の北方・西方の異民族や地域を指す言葉で、彼らから伝来したものを表しています。。
桃(とう/もも)
クルミの種が桃の種に似ていることからきています。

その他の読み方と由来
ことう・もも
漢字の音読みと訓読みの組み合わせによる読み方です。
呉桃(クレミ)
呉の国から渡来した実が転訛したという説もあります。このように「胡桃」という漢字は、その伝来の背景と実の形状的特徴を組み合わせた中国由来の命名が元になっているのです。

歴史

クルミは、紀元前700年頃から食用とされてきた最古のナッツです。

古代ペルシャ(イラン)が原産で、ローマ・ギリシャ時代に広がり「神々の食べ物」として重宝され、シルクロードや交易路を通って世界へ伝播していきました。

日本では縄文時代から「オニグルミ」などが自生していたのですが、江戸時代以降「カシグルミ(テウチグルミ)」や「セイヨウクルミ」が伝来しました。

現在では、カリフォルニア産や長野県産「信濃クルミ」などが主流です。

世界
起源
約9000年前(紀元前7000年頃)から食用として食べられていました。
古代エジプトの王墓からも発見されました。
古代文明
ペルシャ・メソポタミアで栽培が始まり、健康や知恵の象徴とされています。
ヨーロッパ
ローマ帝国と共に広がり、中世では高価な貴族の食べ物となっていました。
アメリカへ
18世紀にフランシスコ会修道士が、カリフォルニアに持ち込んで、商業栽培が発展していきました。現在、世界最産地の1つです。

日本への伝来
縄文時代
オニグルミ(鬼胡桃)などが自生しており食用として利用されていました。平城宮跡からも出土していました。
東回りの伝来(中国経由)
中国(胡)から「胡桃」として伝来してきました。
江戸時代中期に「唐胡桃(テウチグルミ)」として広まっていきました。
西回りの伝来(アメリカ経由)
明治時代初期、アメリカの貿易商からペルシャグルミ(セイヨウクルミ)の種子がもたらされて栽培が始まりました。

現代の状況
品種
日本では、在来種のオニグルミやヒメグルミに加え、栽培品種として「カシグルミ(テウチグルミ)」や長野県で開発された「信濃クルミ」が主流となりました。
木材(ウォールナット)
世界三大銘木の1つです。
家具や銃床(じゅうしょう)高級内装などに利用されています。

世界三大銘木とは?

世界三大銘木は、美しさ、耐久性、加工性に優れた世界的に名高い3つの最高級木材、ウォールナット、チーク、マホガニーを指しています。

高級家具、楽器、内装材として古くから珍重されています。

ウォールナット(Walnut)
北米やヨーロッパ産になります。
深みのある濃い褐色で、重厚感と高級感があります。
チーク(Teak)
東南アジアになります。
良質な油分を含み、耐久性・耐水性に優れています。
マホガニー(Mahogany)
中南米産になります。
美しい赤茶色で、「リボン杢(もく)」と
呼ばれる縞(しま)模様の輝きが特徴です。
まとめ
これらの木材は、その美しさと希少性から「黄金色」や「赤い黄金」とも称されています。
現在では入手困難なものも多く、非常に高価値な銘木として扱われています。

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ハムスター

可愛いハムスターの写真を見て癒されてください。

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