こんにちは 冬季オリンピック(2026年2月6~22日)も終わり春の訪れも感じられる
天気が続きますが乾燥注意です。加湿器で保湿しつつお気に入りのコミックを
読むことも趣味の一つです。今回は「葬送のフリーレン」を自分の解釈で感想文にしていきます。
『コミック「葬送のフリーレン」感想文』
「葬送のフリーレン」を読んで、最初は長命なエルフであるフリーレン自身の物語だと
思っていました。しかし読み進めるうちに、私が強く惹かれたのはフリーレンではなく、
彼女の周囲にいる仲間たち、そしてすでに故人となっている勇者ヒンメルの存在だった。
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ヒンメルは伝説の剣に選ばれず、「ニセモノの勇者」とさえ言われていた人物だ。
それでも彼は「ニセモノでも魔王を討伐すれば本物になる」と言い切り、十年という長い旅の末に、
フリーレンたちと共に魔王を討ち果たす。
その姿は、才能や称号ではなく、覚悟と行動で自分を証明する強さを感じさせた。
負けず嫌いで、決して自分の立場を言い訳にしないヒンメルの姿勢は、
とても格好いい。
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一方でヒンメルはフリーレンへの想いを最後まで上手く言葉にできなかった。
不器用で、照れ屋で、肝心なところで踏み出せない。
その人間らしさがあるからこそ、彼の言動や選択は読者の心に残るのだと思う。
フリーレンがヒンメルの死後になって初めて彼の想いの深さに気づいていく描写は、
「時間の価値」や「想いは伝わらなければ残らない」というテーマを静かに突きつけている。
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また、「葬送のフリーレン」の大きな魅力として、風景や日常を台詞なしで描く作風がある。
静かな街並み、何気ない旅の一コマ、表情だけで語られる感情。
それらが言葉以上に雄弁で、読者に想像する余白を与えてくれる。
派手な展開がなくても、心に残るのはそのためでしょう。
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この作品は、勇者が魔王を倒した「その後を」描く物語でありながら、実際には
人が誰かを想い、失い、振り返る物語だと感じた。
主役がフリーレンでありながら、ヒンメルをはじめとする周囲の人物たちの生き方が、物語に深み
と温度を与えている。
だからこそ私は「葬送のフリーレン」という作品に強く心を惹かれたのだと思う。
おしまい 最後までお読みいただきありがとうございました。
