

はじめに
楽しく快適に乗りたい
約2年前。「サイクリング」が、へたまるの趣味の一つに加わりました。
始めは人からの誘いで、レンタルの電動アシスト付き「シェアサイクル」で楽しんでいました。
しかし、自由行動が出来ないとか、車両に不備があったり、長時間借りると経済的負担が大きいなど、どうしても制限されたサイクリングになってしまいます。
で、「あー、自分の自転車が欲しい…」と思うように。
へたまるのフトコロ事情からすると、電動アシスト自転車は高額だし、サイクリング熱が冷めたらカネどぶだし…。
相当悩んだあげく、2025年の春、電動アシスト付きスポーツ型自転車を思い切って購入しました。
それから一年経った今も楽しくサイクリングしてリフレッシュしています。
自転車の交通規則の疑問と解決
ただ、サイクリングをしていくうちに、自分が自転車の交通ルールを、あいまいにしか理解していない事に気づきました。
へたまるは自動車免許証を所持していますが、運転していない時期が長い、俗にいう「ペーパードライバー」です。
しかも、自転車の交通ルールが良く分からなくて、戸惑うことも多々あり、きっと間違った走行もしていただろうと思います。
ルールがあやふやだと、ストレスを感じながらのサイクリングになってしまうので、走り方に疑問が生じるたびに一つひとつ調べてきました。

- こんな道の場合はどう走るんだろう?どう曲がるんだろう?
- こういう場合どの信号機にしたがったら良いの?
- 歩行者や他の車両への配慮、対応は?
- 歩道では、どのくらいのスピードで走ったら良いの?
などなど、意外にたくさん分からないことがありましたね。
一つずつ解決していくと、ヒヤッとする場面や、周りへの気兼ねも減り、ストレスが段々軽減されて、安全快適に乗れるようになったなと実感しています。
自転車は歩行者の延長線上?
自転車は子供の頃から乗っていて、車両というイメージが薄いですよね。
なので、感覚的に歩行者の延長線上の乗り方になってしまう方も少なくないんじゃないかと思います。
例えば、スピードに関しても自分が思うより出ている事があります。
前を向いていると感じにくいですが、横をチラッと見てみると結構早い速度で景色が流れている事に気づきます。
この速度で人にぶつかると大変な大けがを負わたり、場合によっては亡くなってしまう可能性もあります。
自転車は「軽車両」で車の仲間。という意識をもって乗る事が大事かなと思います。

自転車の交通反則告知制度
「青切符」導入

青切符(交通反則告知書)
2026年4月から、自転車でも軽微な交通規則違反をした場合は、
「青切符(交通反則告知制度)」で、反則金が課せられるようになります。
(16歳以上が対象)
これまで自転車の軽微な交通規則違反も、反則金ではなく検察に書類送検され起訴・不起訴のような刑事罰(前科)の関わる大変な手間と時間がかかる方式でした。
しかし不起訴になることが多く、違反者に責任追及は充分に出来ませんでした。
今現在も自転車事故は減っていないようで、それらを予防するため、この制度が自転車にも適用されるということです。
もし違反してしまっても、反則金がきちんと支払われていれば青切符では前科にはなりません。
(注:自転車から降りて押している状態は、自転車という荷物を持った歩行者となるので例外です。)
自転車「青切符」対象の主な違反
公道での走行ルール

- ながらスマホ走行(「手に持つ」も✖)
- 信号無視
- 傘さし運転
- ふたり乗り
- 無灯火
- イヤホン・ヘッドホン使用
- 自転車の並走
- 車道での逆走・左端以外の走行(例外あり)
- 踏切での一時不停止・遮断機内への進入
- 二段階右折の不履行(小回り右折×)
- 他車両の通行妨害(優先道路走行車両に対しても)
交通標識

- 「止まれ」の一時停止の不履行
- 進入禁止への進入
- 駐輪禁止場所での駐輪
歩道と歩行者

車両の不備
- 車両の整備不良(特にブレーキ・ヘッドライトなど)

危険運転(青切符どころではない走行)
へたまるが思いつく限りの項目を挙げましたが、意外にたくさん気を付けなきゃいけない事がありますね。
自動車に関してはペーパードライバーのへたまるですが、これらのルールを守るためには、道路交通法を改めて勉強し直さなきゃなぁと思いました。
他にも、自分の身を守るためのヘルメット着用は、努力義務になっていますが、ほんっと大事ですね。

主な違反の反則金
公道での走行ルール
ながらスマホで走行 【12,000円】
『スマホなどの画面を見入る走行・手に持ちながらの走行』
- 前方を見ていない
- 片手運転になってしまう
- 運転に集中できない
完全に「わき見運転&手放し運転」ですね。1番危険なのではと、へたまるは思います。
スマホを片手で持っている運転も、直ぐにブレーキをかけることが出来ないので、人を轢いてしまったり、車にぶつかったりして危険ですね。
スマホホルダーに設置していても、ナビゲーションをチラ見する程度まではOKですが、見入ってしまっては意味がありませんね。
ただし完全に停止している時は構いません。

~先日、へたまるも自転車に乗っている時、そういう自転車に遭遇して怖い思いをしました。
その方は片手にスマホを持ち画面に見入っていて、正面から逆走して来ました。
真っすぐな道だったし交通量も少なかったので、こちらが避ける余裕がありましたが、後ろから車が来ていたら避け切れず、へたまるも危なかったかもしれません。
本人は「チラチラ前を見ているから大丈夫だ」と思い込んでるかもしれないけど、いつの間にか画面に集中しているという事が多いと思います。
信号無視 【6,000円】
『信号機に従わない』

- 赤信号で進む
- 「黄色信号」や「歩行者信号の青点滅」の進行
- 点滅赤信号の一時不停止(5,000円)
- 対象の信号機に従わない(例:車道を走っているのに歩行者専用信号に従っている)
これらは信号無視になります。
-学校でも習ったルールですが-
・「青信号」→進んでも良い。
・「赤信号」→進んではいけない。
・「黄色信号・歩行者信号の点滅」→進んではいけない(急ブレーキになりそうな時など、進んだ方が安全な場合は例外)
にnにん「赤になる前に早く渡ってしまえ~。」と逆に速度を上げてしまうケースは良くありますが、グッとこらえて止まりましょう。

この場合、直進と左折はできる
他に、車道の「矢印信号」のルールも知っておくべきかなと思います。
例:「↑」「←」など、矢印の方向に進んでも良い。
(右折→は対象外。2段階右折してください。)
傘さし走行 【5,000円】
『雨がさ、日がさの傘さし走行』
- 片手がふさがれる
「片手運転で、不安定&ブレーキを掛けるのが不十分になる。」 - 傘越しに前方を見る
「透明ビニール傘でも、前方の視界が悪くなり視認しずらい。」 - 風であおられる
「風にあおられフラフラして転倒したり、歩行者を轢いてしまう危険がある。」 - 傘の大きさ
「左右や上に傘が大きくはみ出してしまい、周囲のものや歩行者に当たって危険。」
(ハンドル幅60㎝+片側各15㎝まで。歩道走行時は60㎝まで)

~昭和・平成初期は、当たり前の光景でしたよね。
当時のレインウェアは身体が蒸れてすごく不快だったという事から、傘さし運転が多かったのかもしれません。
最近のものは蒸れも抑えられてかなり改善されていますね。~
固定器具を使用しても危ないと思うので、レインウェアを着て運転した方が良いと思います。
ふたり乗り・並走 【3,000円】
『複数人乗って走行』
『横ならびになって走行』

- ふつうの自転車は二人以上で乗る前提で設計されていない(幼乳児乗せ専用自転車以外)
「不安定&走行中に車両が壊れる可能性があって危険。」
「重量が重くなってブレーキの効きが悪くなって危険。」 - 複数台で並走する
「幅をとってしまい周囲の車両や歩行者の通行妨害になる。」

運転に集中できませんよね。
夜間やトンネル内での無灯火 【5,000円】
『ヘッドライトを点灯させず、夜間や暗いところを走行する』
- 夕暮れから夜間
「歩行者や障害物が見えなくて衝突してしまう。」
「他の車両や歩行者から自転車が見えず衝突されてしまう。」
日中でも、トンネル内や暗い場所では同じことが言えますね。

~余談ですが、へたまるの子供時代は、まだ充電式ヘッドライトは無かったのでで「ダイナモ」というタイヤの回転を利用した発電機を付けての豆電球式でした。
「ダイナモ」は直接タイヤに押し付けて回すので、かなりペダルが重くなりました。それを嫌がって無灯火になってしまうという事が多かったような記憶がありますね。
イヤホン・ヘッドホンの使用 【5,000円】
『イヤホンなどで耳をふさいでの走行』
- 完全に耳がふさがれる
「音楽などを聴いてると、周りの音が聞こえず、警笛やサイレン、踏切の警報音、車両の近づいている音など、周囲の気配や雰囲気が分かららず、自分の置かれている状況が把握できなくて危険。」



特にノイズキャンセルは、かなり危険ですね。
片耳だけとか、骨伝導イヤホンやオープン式イヤホン・ヘッドホンは微妙らしいのですが、どちらの方から音が聞こえて来るのか分かりづらくなりそうですね。
イヤホン通話も「耳ふさぎ&会話」で運転に集中出来なくなります。
~ へたまるは音楽好きなので聴きたいのは山々です。
でも音楽にも運転にも両方集中出来なくなるので、イヤホン・ヘッドホンは付けていません。~
ただし、防寒用の耳当ては外音が聞こえますし、音楽などで運転に集中できない事はないので例外です。
車道の逆走・左端以外の走行 【6,000円】
『車道の真ん中や右側の走行』
- 自転車は車道の左側(一番左側車線)の左端を走行します。
「逆走(車道の右側を走る)すると、カーブなどの先が見えない所では、前から来た車両に正面衝突する可能性が高くなります。」
「逆走して来た車両をとっさによける時、はずみで他の車両や歩行者に衝突する可能性があります。」

注:交差点で、いちばん左の車線が「左折専用車線」の場合、直進や右折する場合でも、自転車はこの車線を走ります。
踏切遮断時の進入・踏切前での一時不停止 【7,000円・6,000円】
『踏切の警報音が鳴り始めてから渡り始める』
- 踏切で遮断機が下り始めた時や警報音が鳴り始めた時の進入
「踏切内でタイヤが挟まったり転倒したりした場合、すぐに踏切の外へ脱出できない可能性もあるので極めて危険です。」 - 踏切前での一時停止と前左右確認
「渡る直前に一時停止(速度0㎞)して、電車が左右から来ていないか、渡った向こう側に自分の自転車が完全に渡れるスペースがあるかを確認してから渡ります。」
列車にひかれる可能性があって危険ですし、列車の遅延の要因にもなってしまい、大勢の人たちに迷惑がかかってしまいます。
これも黄色信号と同じ心理で、踏切が鳴り始めたら「早く渡ってしまおう」と逆にスピードを上げてしまう方もいらっしゃっいますよね。

二段階右折の不履行 【3,000円】
『交差点・丁字路などでの直接の右折』
- 全ての交差点・丁字路は二段階右折する
「自転車は、信号が付いていなくても、どんなに小さい道でも、全ての交差点と丁字路は二段階右折を行います。」
自転車は機動力に乏しいので、自動車などのように直接(小回り右折)右折するのは、他の車両に衝突される恐れと交通の妨げになってしまうため、二段階右折になっています。
交通量の少ない細い路だとしても、これを心がける意識を持っていると良いですね。

「二段階右折」の方法は、後日、くわしく書ければと思っています。
交通標識
一時停止の不停止 【5,000円】

左右を確認します
『止まれ標識のある場所で止まらない』
- 「止まれ」の標識がある場所では一時停止する。
- 踏切の手前(標識が無くても一時停止する)。
など
一時停止とは、速度が0㎞になることです。
いったん止まって、左右など周りの安全を確認してから進みます。
こちらが止まれの道では、左右から来る車両を優先して通します。(特に左から来る車両)
進入禁止への侵入 【6,000円】
『進入してはいけない標識がある道路の進入』
- 「車両進入禁止」の標識があるところに進入してしまう。
(「軽車両は除く」「自転車は除く」の表示がある場合は進入できます)

歩道と歩行者
歩行者への妨害 【3,000円~6,000円】
『歩行者を優先しない走行』
- 歩行者への通行妨害
「歩行者を警笛を鳴らして退かせたり、脇をすり抜けて驚かせ立ち止まられたりすると違反になります。」 - 歩道では徐行
「歩道では車道側を走行して、直ぐ止まれるように徐行*します。」
(やむを得ず歩道を走行する場合) - 横断歩道を渡ろうとしている歩行者や自転車がいる時は、止まって譲らなければなりません。

~へたまるは、歩行者のそばを通るとき、特に歩道では、「自分が歩行者の立場だったら」と想像したりして運転しています。
*徐行とは、直ちに停止することができるような速度で進行することです。
(「直ちに停止することができるような速度」とは、車両等の種類、積載物、道路の状態等により、個々具体的に定められるべきものですが、時速に換算すると8キロメートルないし10キロメートル毎時程度となります。)
【警視庁ウェブページ「自転車の交通ルール」からの引用】
「自転車通行可」標識のない歩道走行 【6,000円】(例外あり)
『自転車が通行してはいけない歩道や道路の走行』

徐行で走行できる
- 歩道などに「自転車・軽車両通行可」などの標識があるか確認。
これがない場合、原則通行できません。
例外として徐行できる場合- 車道の車の交通量が多く危険
- 車道工事で通行できない
- 車道の駐車車両が連続している
- 13歳未満、70歳以上の方
原則、車道を走行します。
自転車から降りて押している場合は歩行者になります。
自転車車両の不備 【6,000円など】
『整備不良の自転車での走行』

- ブレーキの不備
「効かない、効きずらいブレーキ」の自転車を乗り続けるといつか事故を起こします。 - ライトや反射板が付いていない
夜間やトンネルで、自分から歩行者などが見えなかったり、他から視認されず事故になる可能性が高くなります。 - タイヤの適正な空気圧
走行が不安定になったり、パンクして転倒して事故になってしまう事があります。 - 警笛が付いていない
警笛としてのベルや発音機が付いていないと、「事故直前の場面」や「警笛を鳴らす通行帯」で鳴らすことが出来ないので、適切なベルを直ぐ鳴らせる位置に取り付けましょう。 - 自転車の前後、左右、高さを大きくはみ出している取り付け物や荷物など
- 左右の幅:ハンドル幅(60㎝以内)+左右各15㎝まで
- 前後の長さ:車体長(190㎝以内)+前後各15㎝まで
- 上の高さ:地面から2mまで。自治体によっては1.5m。
- 重量超過
自転車ごとに定められている積載量を超えると、タイヤもつぶれて運転が不安定になったり、ブレーキの性能が追い付かず直ぐ止まれなかったりします。

ヘルメットは命づな
ヘルメット着用の努力義務
青切符対象外ですが、ヘルメット着用が努力義務になりました。へたまるは、これはかなり重要だと思っている一つです。
『へたまるの周りの方で、自転車で転倒したはずみで膝の骨を負傷してしまった人が、ヘルメットを被っていたお陰で、頭と目、顔は守られて大事に至らなかった例を間近で見ているので、へたまるは「安全規格のあるヘルメット」を被ることを強くおススメします。』
被ることによって髪の毛がぺったんこになったりしますが、へたまるは色々工夫して最小限の乱れで済むようにしています。
でも、自分が若い頃だったらなと考えると、ヘアースタイル問題はけっこう深刻ですね。

危険運転
(青切符どころではない刑事罰の可能性)
酒気帯び運転
- 飲酒して運転
- アルコール成分の入った物を食べて運転
飲酒して乗るのはもちろん、飲んでから時間が経っていたとしてもアルコールが抜けるまでかなりの時間がかかるようです。
洋酒入りのチョコレートなどのお酒入ったお菓子や、奈良漬けなど強発酵された食べ物を摂取した時も、気を付けたいですね。
蛇行運転
公道での蛇行運転は、周りの交通を妨げて事故につながる可能性が大です。
違反をして実際に事故が発生
- 一時停止をしないで出合い頭に人を轢いてしまう。
- 警報音が鳴っていたり、降りている遮断機内に進入して、列車に急ブレーキをかけさせ乗客に怪我をさせてしまう。
- 酒気帯び運転をして事故を起こしてしまう。 などなど…。

おわりに
今回、自転車の交通規則をまとめる上で、これまで、へたまるはルールをいろいろ調べて勉強してきたつもりでしたが、それでもあやふやだったり、勘違いしていたりしていた部分もありました。
それぞれ道路によって複雑だったり、分かりづらかったり、走行可能でもまるで自転車が入ってはいけないような雰囲気だったりする場所が多々あります。
分からなかったり、あやふやだったら「しない・進行しない」で、別の走行方法を採るのが安全かなと思います。
自転車も、「相手を思いやる気持ち」を意識しながら運転すると、事故は減るんじゃないかと思います。
なので、イライラしていたり、眠かったり、深~い考え事などをしているその時だけは、自転車に乗る事を控えた方が自分のためにもなるでしょう。
今回の「青切符」導入で、自転車事故が減ることを願っています。
注:本記事の内容は2026年3月時点の情報に基づいています。今後、状況の変化により内容が異なる可能性があるため、最新情報はご自身でご確認をお願いいたします。
内容については細心の注意を払っておりますが、万が一誤りがあった場合はご容赦ください。
主な参照元WEBページ
警視庁「自転車の交通安全」
警察庁「自転車交通安全」
警察庁「自転車を安全・安心に利用するためにー自転車への交通反則通告制度(青切符)の導入ー【自転車ルールブック】」
警察庁「違反金一覧」
