花言葉
クリスマスローズの花言葉は「追憶・私を忘れないで・慰(なぐさ)め・いたわり・私の不安を和らげて」などがあります。
冬の寒さの中でうつむき加減に咲く姿から、寂しさや秘めた思いを感じさせる言葉が多いのですが、「中傷」のようなネガティブな意味合い・癒し・合格を意味する言葉もあります。
追憶
遠くの恋人や家族への思いを込めて
私を忘れないで
戦地へ赴(おもむ)く兵士が恋人に贈った逸話から
慰め・いたわり
香りが人々の心を癒したり、不安を取り除くと信じられていたから
私の不安を和らげて
同様に香りが不安を和らげることから
中傷
毒性を持つことや「死の食べ物」を意味する学名に由来
合格
日本では、冬に咲く縁起の良い花として受験生に人気
由来・背景
中世ヨーロッパの逸話
騎士が戦いに行く際に、恋人に贈る花として「私を忘れないで」という願いが込められています。
薬用としての利用
昔は狂気を正し、悪臭を取り除く薬として使われ、「いたわり・不安を和らげる」の意味が生まれました。
学名と毒性
「ヘレボルス(Helleborus)」という学名は「死の食べ物」を意味し、毒性を持つことから「中傷」の花言葉がつきました。
楽しみ方
寒い季節にそっと咲く姿が、花言葉のように心に寄り添ってくれる花になります。
ブーケやドライフラワー、リースにすると冬のインテリアにもぴったりです。
縁起
新聞記事(中日新聞:平成25年1月25日)で、クリスマスローズは「合格の花」として縁起の良いことを知りました。
それは、花びらのように見える「がく」が5枚あります(5がく=合格)。
また、「がく」は普通の花びらとは違って落ちないことから「がくが落ちない=学が落ちない」ということからきています。
歴史
クリスマスローズ(ヘレボルス)の歴史は古く、古代ギリシャから薬草として利用されていました。
中世ヨーロッパでは悪魔除けや薬として利用していました。
その後観賞用となり、19世紀後半から本格的な品種改良が始まりました。
日本へは明治時代に薬用・茶化として伝わりました。
キリスト誕生にまつわる伝説も多く、「追憶」などの花言葉には、騎士が恋人に贈った習慣に由来しています。
古代~中世:薬草・魔除け
古代ギリシア
紀元前から薬用として利用され、利尿剤、下剤、精神安定剤として使われていました。
戦争での利用
紀元前600年には、生物兵器として使われていた記録があります。
キリスト教との結びつき
中世ヨーロッパでは、キリストの誕生を祝う捧げものとして天使が少女に与えたという伝説多悪霊を払う植物として庭に植えました。
17世紀~19世紀
貴族の観賞用として栽培が始まりました。
1800年代後半にドイツやイギリスで本格的な交配・品種改良がスタートしました。
日本における歴史
導入
明治初頭には渡来してきました。和名は「寒芍薬(カンシャクヤク)」や「初雪起こし」とも呼ばれています。
用途
下向きに咲く姿が茶人に愛され、茶花や日陰の庭の直栽として親しまれています。
現在のトレンド
1990年代以降、イギリスなどの株をもとに日本の育種が活発化していきました。
日本の住宅事情に合わせて小輪多花性(小ぶりで花数が多い)の品種が好まれるようになります。
名前の由来
原種の1つであるヘレボルス・ニゲルがヨーロッパのクリスマスの時期に白いバラに似た花を咲かせたことに由来しています。
