今回はプログラムを組むうえで座標の基準となる座標系というものの解説です。 初めて解説をした位置指令に深く関係するものなのでそちらを先に読まれると基本の考え方がわかると思います。
座標系には機械座標系とワーク座標系の二つがあります。
機械座標系
これは、それぞれの機械に初めから決められている原点で変えることはできません。 こちらで原点を設定してそれを基準に座標を入力しても機械の中ではこの機械座標系を基準に計算が行われています。 機械によりますが、自分が見た機械はテーブルの左下や右上などの角のことが多いです。
ワーク座標系
こちらはワーク(加工物)を基準に自分で原点を作ります。 専用の工具を用いてワークを測定、機械に計算してもらい正確な原点を設定します。 この計算というのは原点にしたい場所が上記の機械座標でどこなのか計算してもらいます。
測定、計算の方法は省きますが、ワークの形状、加工時の都合を考えて様々なところを原点にできるため、基本的にはこのワーク座標系を活用していくことになると思います。
よくあるパターンとして四角の加工物の場合、左下。円形の場合、真ん中などがあります。
まとめ 今回はとても短くなってしまいましたが、座標系について解説させていただきました。 これからもできる限りわかりやすく、軽く読めるよう意識して書いていきます。 機械加工に興味がない人もこんなものがあるんだなぁくらいに見て行ってくれると嬉しいです。
