好きな映画について~あん~

あらすじ

映画「あん」は、2013年2月にドリアン助川が出版した小説を元に、2015年に河瀬直美監督が映画化した作品です。主演の徳江に名優、樹木希林。永瀬正敏、樹木希林の実の孫、内田伽羅、市原悦子、浅田美代子など、実力派俳優が共演しています。本作品は、第68回カンヌ映画祭・「ある視点」部門に出品され、オープニング上映されました。その年の数々の映画祭で、河瀬直美、樹木希林、永瀬正敏が各種賞を受賞しました。
満開の桜の季節に、吉井徳江(樹木希林)が雇われ店長の千太郎(永瀬正敏)が営むどら焼きや「どら春」にふと立ち寄ります。バイト募集の貼り紙をみて、働かせて欲しいと直談判します。年齢不問と書いたものの78歳の老婆は雇えないと断わりますが、桜が散ったころ、自分で炊いた粒あんを持って再度バイト募集の交渉にやってきました。見ず知らずの他人からもらったあんこなど、気持ち悪くて食べる気もなく、一旦はゴミ箱に捨てますが、なぜか一口味見をしたところ、信じられないような美味しい絶品のあんこであることがわかり、徳江をバイトとして雇います。朝5時から6時間以上もかけ、丁寧に丹念にゆっくりあずきと向き合う徳江に驚きながらも、美味しいあんが評判を呼び、どら春は開店前から長蛇ができるほど繫盛します。しかし、徳江が元ハンセン病患者であることがわかり、人出が遠のき、自分が原因だと気づいた徳江は自らお店を辞めます。以前居酒屋で客同士の喧嘩の仲裁に入ったところ、思いがけず相手に重傷を負わせ刑務所に入り、多額の賠償金を抱えている千太郎は、社会的な差別や誹謗中傷に抗うことができず、徳江を守れなかったことを深く後悔します。どら春に通う中学生のワカナ(内田伽羅)は自宅で飼っていたカナリアを徳江に託すべく千太郎と二人で徳江を探し、元ハンセン病患者が暮らす施設に向かい、徳江と対面し徳江から幼少期から過酷な半生をききます。千太郎独自のどら焼きを作っている最中に徳江は肺炎で亡くなり、千太郎にテープで最後の想い告げます。徳江が初めてどら春を訪ねた一年後の同じ満開の桜の中で太郎は大きな声で、自分が作ったどら焼きをお花見客に宣伝します。とにかく樹木希林さんがすごい映画です。そして桜に始まり桜で終わりますが、春夏秋冬のそれぞれの自然の景色が美しく幻想的です。また映画全体を通して不自然さがなく、本当に実在する街に永瀬正敏が営むどら春が違和感なく存在します。樹木希林さんの話す言葉や手紙すべてがただただ優しく穏やかで、いつしか千太郎への言葉や手紙、全てが自分に向けられているような錯覚を覚えます。素晴らしい映画です。

感想

河瀬直美監督の作品を見るのは初めてでしたが、美しい映像が印象的でした。この物語は桜の季節から始まりラストシーンも桜の季節ですが、実際に1年かけて撮影されたそうです。所々に自然の映像が映し出され光や風を感じながら物語の中に引き込まれていくようでした。樹木希林さんをはじめ役者さん達の演技が「芝居」のように見えず、まるでドキュメンタリー作品のようで、鑑賞後は胸に迫るものがありました。樹木希林さん、永瀬正敏さん、市原悦子さんなどベテラン勢が素晴らしいのは当然ですが新人の内田伽羅さんの素人っぽさもこの作品には合っていました。まだ若くてたどたどしい感じはありますが、この存在感はやはり血筋なのでしょうか。将来が楽しみです。






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ナナ

初めまして。私は仙台市在住です。 趣味は映画鑑賞です。映画は月に一度観に行きます。 好きな映画が沢山あり過ぎます。 後は動物が好きです。たまに猫カフェへ行きます。とても癒され気持ちが穏やかになります。将来は動物に囲まれていきたいです。

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