漢字の由来
長野県の県名は、1871年の廃藩置県時に県庁が置かれていた水内郡長野村(現在の長野市善光寺周辺)の地名に由来しています。
長野の地名は、善光寺平(長野盆地)の広くて長い緩やかな傾斜地(扇状地)という地形から名づけられたと言われています。
地形的由来
善光寺平(長野盆地)の広大な扇状地、つまり「長い傾斜地(ながの)」という地形がそのまま地名になった説があります。
歴史的背景
かつては「信濃国」と呼ばれており、その中心が「長野」の地名の地域でした。
県名の決定
1871年(明治4年)の廃藩置県時、長野村(現在の長野市周辺)に県庁が設置されて、この地名が採用になりました。
補足:旧国名「信濃」の由来
科野の木(しなのき)
古くは「科野」と表記されています。
この地名にちなんだシナノキ(アオイ科)が多く自生していたことから由来している説があります。
地形の「しな」
信濃川が形成した河岸段丘(階段状の地形)を意味する「階(しな)」に由来する説です。
歴史
長野県は、古代の「科野国」を前身とし、704年に信濃国となりました。
戦国時代は、武田氏などの武将が割拠し、江戸時代には19もの小藩と幕府直轄領(天領)が混在する地域となりました。
明治時代の廃藩置県を経て1876年に長野県が成立しました。
製糸業や観光(軽井沢・上高地)で発展していきました。
古代・地理的背景
野尻湖周辺でナウマンゾウを追った人類が生活していました。
和田峠は、黒曜石の産地として有名でした。
善光寺平が長い傾斜地であったことから「長野」の地名の由来となっていました。
戦国時代
武田信玄の領国として名高く、川中島の戦いの舞台となりました。
武田氏滅亡後は小藩が林立しました。
江戸時代
真田氏の松田藩をはじめ、松本藩など多くの小藩が並立し、独自の藩文化が発達しました。
近代・現代
製糸・産業
明治時代には「糸都(しと)」と呼ばれていました。
諏訪地方を中心に岡谷市などが全国一の蚕糸業(さんしぎょう)の拠点となっていました。
観光・避暑地
軽井沢や上高地は、外国人宣教師らによって避暑地として開拓されました。
日本の近代観光の先駆けとなりました。
文化・教育
1899年(明治32年)には、歌「信濃国」が作られ、県民に親しまれています。
150周年
2026年(令和8年)で長野県が誕生してから150周年を迎えました。
黒曜石(英:obsidian)とは?
黒曜石は、火山マグマが急速に冷えて固まった「天然ガラス」の火山岩です。
黒色や茶色でガラス光沢を持ち、割ると非常に鋭い刃物になるため、旧石器・縄文時代には石器の材料として使われていました。
現代では、主にパワーストーン「オブシディアン」として知られています。
魔除けや決断力を高める効果があるとされています。
物理的性質
ガラス質で、脆(もろ)いが割ると貝殻状の鋭い破断面を示しています。
用途
古代は矢じり(石ぞく)、ナイフ、スクレイパーなどの打製石器。
産地
北海道(白滝など)・長野(和田峠)・佐賀(腰岳)など、全国100か所以上の産地があります。
歴史的背景
産地から遠く離れた遺跡からも発掘されていました。
当時の交易ルート(黒曜石の道)の解明に役立っていました。
別名・別称
天然ガラス・オブシディアン(obsidian)
パワーストーンとしての効果
魔除け・邪気払い
ネガティブなエネルギーから身を守り、人間関係のトラブルを避ける。
決断力・行動力
迷いを断ち切り、新たな一歩を踏み出す勇気を与えます。
まとめ
火山が生み出す、自然の芸術品とも言える石になります。
