日本の小中高生の自殺者数は右肩上がりで過去最高を更新しています。今回はその理由から日本が抱える問題について考えていこうと思います。
厚生労働省のデータによると令和7年の小中高生の自殺者数は過去最高で538人となっています。内訳は小学生10人、中学生172人、高校生356人です。性別で見てみると男性258人、女性280人となっています。
データを見てみるとわかるのですが令和元年から自殺者数が大きく増加しており、主に女性の自殺者数が大きく増加しています。男性の自殺者数は女性と異なり一定の数をほぼ横ばいでじわじわ増えていっているという感じです。
次になぜ自殺をするに至るのか原因を見ていきます。
令和7年度の原因別でみてみると最も多いのが健康問題です。健康問題には鬱などの精神疾患も含まれるため数が多くなったのではないかと思います。その次に多いのが家庭問題です。
ここから考えられる問題は親との愛着形成ができていないことと道徳教育の欠如です。
日本では共働きが進められ(そうせざる負えない場合も含めて)親と子の時間が失われてきました。そのため親が子供にしてあげられることが日常生活のサポートぐらいでよりプライベートなかかわりは取れなくなってしまいました。
ハーロウの実験でもわかる通り、子供は親がご飯を与えてくれるから愛着を持つのではありません。もっと精神的なところで子供は親とのつながりを作るのです。今の日本で親と子の愛着形成ができるかといわれれば疑問が残ります。
道徳教育は私の記憶では中学生までやりましたが高校生になってからはやらなくなってしまいました。小中高と経て私が感じたことが日本の教育では道徳というのがあまり重視されていないということです。その結果勉強はできるが精神が未熟な大人が量産され、彼らが親になったときに同じような教育を子供にも行ってしまう負のループがあるように感じます。
こうした問題を解決した先に子供たちにとって幸せな社会が作られるのではないでしょうか。
引用:厚生労働省 令和7年中における自殺の状況
