個人主義の弊害と『向き合わない教育』がもたらす若者の孤立化

現代日本が直面する自殺、不登校、引きこもりという深刻な社会問題において、それらに共通する根底の原因は「教育」にあるのではないか。

従来の学校教育において、大人が子どもと真摯に向き合っていないと感じる場面は少なくない。さらに近年の傾向として、学校や地域社会だけでなく、親までもが子どもを見ていないのではないかという疑念を抱く。その象徴が「叱らない教育」の推奨である。これは一見、受容や優しさのように映るが、子どもの将来を見据えた責任ある態度とは言い難い。

かつての日本社会にあった「地域で子どもを育てる」という共同体意識は薄れ、現在は個人主義の美名のもとに、早期から子どもを孤立させる構造が出来上がっている。

さらに深刻なのは、こうして孤立させられた子どもや若者たちが、急速に進歩するAI(人工知能)の波に晒されている点である。若者の間には、将来的にAIに職を奪われるのではないか、あるいは最初から職にありつけないのではないかという強い不安が蔓延している。そればかりか、日々の学習の場にまでAIが浸透したことで、子どもたちが自ら悩み、自主的に考える能力さえも削がれているのではないだろうか。

このような教育の不全と環境の変化が繰り返された結果、子どもたちは精神的に完全に孤立し、未来への希望を失って前述したような極端な行動へ追い込まれているのではないだろうか。この現状に対して、我々は教育のあり方と子どもを取り巻く環境を根本から見直すべきである。

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みき

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