漢字の由来
広島県の地名の由来は、戦国時代にこの地を納めた毛利輝元が、1589年に太田川の三角州に築城した際に名付けたことに由来しています。
地形の「広い島」
太田川の河口にある広大な三角州(島)であったことから。
「広」+「島」
1591年に毛利輝元が築城した際、この地を治めていた「大江広元」の「広」の字と、周囲の地形を表す「島」を組み合わせたという説があります。
歴史
広島県は、平安時代の平清盛による厳(いつく)島神社整備や戦国時代の毛利氏による広島城築城(1589年)で発展していきました。
江戸時代は浅野氏の城下町として栄え、近代以降は軍港・呉や平和都市として歴史を刻みました。
原爆など世界遺産や伝統文化を現在も語りつなげています。
1、古代~中世:厳島神社信仰と村上水軍
平清盛と厳島神社
平安時代、平清盛が安芸守(あきのかみ)として厳島神社を深く信仰していました。現在の海上社殿の基礎を築くなど都に匹敵する華麗な文化をもたらしていました。
村上水軍の活躍
因島(いんのしま)などを拠点とした村上水軍は、中世の瀬戸内海で海上交通の支配や戦乱期に活躍しました。
2、近世:毛利氏による「広島」の誕生と繁栄
広島城の築城
1589年、毛利輝元が太田川デルタに「広島城」を築き、周辺の城下町を含めて「広島」と命名しました。
城下町の発展
関ヶ原の戦いの後、福島氏に次いで浅野氏が納め、西国一のにぎわいを見せる城下町として発展していきました。
3、近代~現代:軍港の発展と平和への歩み
軍港・呉の発展
明治時代以降は「呉鎮守府(くれちんじゅふ)」が置かれ、軍港・工業都市として発展していきました。
被爆と平和の象徴
1945年8月6日に世界初の原子爆弾が投下され市街地は壊滅したのですが、その後復興を遂げました。
平和の願い
被爆した「原爆ドーム」は世界遺産に登録されました。
現在は「平和記念公園」として世界の平和を訴え続けています。
4、広島県の文化・伝統
歴史的建造物
厳島神社(宮島)・原爆ドーム・広島城などが代表的です。
伝統工芸
広島仏壇・熊野筆・銅蟲(どうちゅう)・宮島焼・備後絣(びんごがすり)など、地域ごとの多様な伝統工芸品が現在でも受け継がれています。
文化・人物
毛利元就・頼山陽(思想家)・池田勇人(政治家)など多くの著名人を輩出しています。
