※注意※ ネタバレと言っても上下巻ある中の上巻しか読んでおらず、原作小説のオチを知りません。それでも楽しめるとの口コミと宣伝を受けて、半分しか読めていないけどいいかなと思って勢いで映画館に行きました。そのため上巻を読んでみての感想と映画の感想がネタバレ込みで混ざっております。
映画の情報
・2021年5月に出版されたアンディ・ウィアー著のSF小説「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が原作。過去には同じくアンディ・ウィアー著の「火星の人」も映画版では「オデッセイ」というタイトルで大ヒットを飾った。
・プロジェクト・ヘイル・メアリーの原作小説は、日本ではなぜかネタバレについて口酸っぱくNGと噂されてしまっていた。
・ちなみにヘイルメアリーとは日本語にすると神頼みという意味になるらしい。
私の情報
読書習慣もないのにたまたま寄った本屋で平積みされている本をパラパラ開いて、読める気がすると思い上下巻を購入。しかしそのまま本棚の肥やしにしていた。映画化の予告映像を広告で見かけてしまって慌てて本を取り出して上巻のみ読了。
映画が上映されてからSNSで映画のネタバレを何件か食らってしまって落ち込むも「読み終わってない人が観に行ってもOK(むしろ映画から先に見てもOK)。」との口コミを頼りに映画を観に行く。IMAXが良いとどこのニュースにもあったのでIMAX版を観た。オデッセイは観たかったがタイミングを逃し続けて観ることが出来ていない。
感想
本を読んでいても想像できておらずに読み飛ばしてしまっていた内容が可視化されるので、この見た目ってこんな形をしていたのか!こんな大きさだったのか!と驚きが多くあった。IMAXの良さはよくわからなかったが、普通の上映を観たら物足りなくなるのかもしれない。
映画独自のオリジナルシーンや再現シーンもあったが、思ったよりこの小説カジュアルに読んでもいいんだと勇気づけられたような気がした。展開を読めば読むほど、主人公のどんなときでも前向きで行動派でジョークも挟めるお茶目さに救われてきたからだ。
※ここからはネタバレ感想※
(一応スペース開けておきます)
何を言ってもネタバレになってしまうのでネタバレなしで話してしまうのが難しい。まず原作小説の方は主人公のグレース博士が記憶喪失状態から始まるので、グレース博士の記憶がゆっくり戻っていく速さに合わせて進行されていく。それが自分も記憶喪失からスタートして記憶がじわじわ蘇るのを味わっているようで楽しい。時々SF関係のパロディが挟まれることが多く、これを知っていたらさらに楽しめるのだろうなとも思う。
映画オリジナルキャラクターのカールの存在も良かった。原作では兵士の見守りはあるもののあまりグレース博士と仲良くはならない。しかしカールと共にホームセンターで買い物を行く際に、楽しそうにダクトテープでボーリングをしていたりする。グレース博士の陽気さを演出するためだろうと思うが、二人が親しくなるにつれてほっこりできた。
そして大事な相棒となるロッキーが個人的に可愛くてしょうがない。ロッキーの存在がネタバレになってしまうのが大変惜しい。映画ではさらに可愛さがデフォルメされていて、途中からロッキー目当てで読んでいた私にとっては嬉しい話だった。そのためグレース博士を助けるために身を挺して助けに来てくれて、ロッキー本人も瀕死になってしまう瞬間は本当に泣きそうになってしまった。
最後に映画のオチについて驚いてしまったのだが、これよりも原作には続きがあるという話なので、続きを見るためにも原作小説の下巻を楽しみに読むことにしようと思う。
