「ナフサ」、別名「粗製ガソリン」とも呼ばれています。これは、ガソリンと同時に採れる透明な油です。
「ナフサ」から作られている身近のものは、お弁当のパック、ペットボトル、レジ袋、食品用ラップ、洗剤のボトル、文房具、スマホの部品、お菓子のパッケージ用インク、ワイシャツなどの合成繊維、スニーカーの靴底、車のタイヤなどです。
日本は、「ナフサ」の約8割を中東からの輸入に依存しています。もし不足となると、上記で示したものが作れず、日々の生活に深刻な影響を与えます。
もともとの原因は、アメリカ・イスラエルとイランの国同士の対立です。アメリカ・イスラエルはイランの核兵器開発を止めたいが、イラン側は、開発を続けたい、という意見の決裂で日本のナフサ不足へとながります。
ミサイルやドローン攻撃が勃発しているのが「ホルムズ海峡」。本来なら、その「ホルムズ海峡」を通ってダイレクトに日本へ「ナフサ」が輸入されます。しかし、これらの攻撃の恐怖から、船会社は船の進行を一時的にストップせざるを得なくなりました。
しかし、日本時間2026年6月18日(木)、アメリカ・イスラエルとイランの経済が完全に崩壊してしまう恐れから、「ホルムズ海峡の封鎖をとりあえず解除して、60日間は商業船をタダで安全に通してあげようという」という暫定合意が交わされました。
日本経済にも大きな影響を与える、「ナフサ不足問題」。日本にとって、中東情勢に振り回されないためにも、中東以外の国からの調達ルートを広げたり、「ナフサ」の国内備蓄ルールを作ることが大事である。
