懐かしいお菓子に描かれた不思議な柄
筆者はわりに年齢の幼い頃から、某メーカーの「バターサブレ」をたまに食しておりました。

クッキーとビスケットの画像
そのメーカーのバターサブレには、1枚ずつ不思議な柄が描かれていて、子供心に一体何だろう、と疑問に思っておりました。
大きくなってから、メソポタミア文明の遺跡の図鑑などを見ておりますと、そのサブレに描かれているのと似たような絵が粘土板に押された印章に使われているのに気がつきました。
どうして日本のお菓子に、そんな昔のアイコンが使われているのかそれもまた不思議でした。
古代からインスパイアされたイラスト
ある程度の年齢になり、インターネットで調べる事が出来る時代になると、そのメーカーでは本当に「メソポタミア文明の印章」からイラストを起こしていた事がわかり、驚きました。
昔のお菓子業界のお方は、古典の勉強をしっかりしていたものだ、と感心致しました。
その会社のサイトには、メソポタミア文明時代の「母と子」が描かれた画像をモチーフにして、サブレの模様にした、と説明されておりました。
とことん勉強していた昔の菓子業界創業者
ビスケットの「マンナ」、「ナボナ」というイタリアの広場の名前を取ったお菓子、そしてこのサブレの模様と、昔の製菓業界の創設者たちは、情報の少ない時代に必死で勉強しておられて、そういうものが血肉になる段階まで至っておられたのだと思います。
「豊田佐吉とは誰ですか?」と真顔で質問する現代の若い商業系学部の大学生にも驚きましたが・・・・
今は、インターネットとAIで知識と事実はいくらでも出てくる時代ですが、それゆえに、自分で知識を消化、分析する能力が大事になってくるように思います。
筆者も、これからも怠りなく勉強を続けようと思った出来事でした。
バターサブレの不思議な模様
