なかなか出会えない「好みの味の月餅」
皆様は、「月餅」はお好みでしょうか。
お腹がすいている時に食べると腹持ちがよくていいのですが、
なかなか筆者の好みの味のものに出会えずにおります。

月餅の画像
この「月餅」には、有名な逸話があるのをご存じでしょうか。
昔の「月餅」に関する逸話
昔の中国、元の時代には、チンギス・ハーンの子孫である人が中国に君臨しておりました。政府要人もモンゴル人が占めておりました。
その人達は、現地の文化に理解を示さなかったものですから、あちこちで軋轢が起き、漢民族の人々の間でモンゴル人の王朝を倒そう、という動きが出てまいりました。
一斉蜂起の時期を合わせるための連絡手段に使われたのが、「月餅」だったそうです。中国には古くから中秋節という秋を祝うお祭りで月餅を月の神様にお供えしたり、お互いに贈りあったりする習慣がありました。
その月餅の中に決起の日時を知らせる紙片を入れて連絡を取り合い、一斉に軍を蜂起させて元王朝を倒した、という話が現在まで言い伝えられております。
それ以来、月餅はお供えからこの時期に食べるもの、という風に変わっていった模様です。
理解と対話にの重要性
この話から筆者が想うのは、統治者はいろいろな文化を学習して理解することに努めなければいけない、という事です。
モンゴルの方々も、こういうからくりを知っていれば蜂起を止める事もできたと思います。
もしくは、被征服地の文化を尊重していれば、そもそも軋轢が起こって一斉暴動など起こらなかったでしょう。
古代ローマの「ガリア戦記」などを見ていると、被征服地の元の統治者一族を排除したのち、その民族の慣習を行うことも大体の場合において認めていた為、属州が増えても暴動が起こりにくかった、という事があったようです。
その反面教師なのか、その後にまた清の時代に中国は異民族である満州人の下に入りましたが、その時は漢人と満州人の役人は同数、文化も尊重する、という形をとったので、元王朝よりは長続きした、という実例があります。
筆者もたまに外国人と話す機会があり、埋めがたい価値観の違い、思考の違いなどに出くわすことがありますが、それでも、対話を行わないといけない、と常々考えております。
月餅の逸話について
