なんてん(漢字:南天)

花言葉

ナンテンの花言葉は「福をなす・私の愛は増すばかり・良い家庭・幸せ」です。

「難を転ずる」という語呂合わせから、厄除けの縁起木として親しまれています。

その赤い実が家庭円満や情熱的な愛情を連想させるため、結婚や新築の祝いになどに好まれています。

「私の愛は増すばかり」
白い花が徐々に赤い実に変わっていく様子が、愛情が深まっていくように例えられました。
「良い家庭・福をなす」
「難を転じる」という語呂合わせから、災いを除ける縁起物です。
「機知に富む」
困難な状況でも知恵を使って切り抜ける意味が込められています。
開花時期
5月~7月(白)
実の時期
11月~2月
誕生花
12月5日、12月8日
まとめ
贈り物や庭の縁起木として非常に人気の高い植物です。

縁起

ナンテンは「難を転じて福となす」という語呂から、「厄除け・火災除け・魔除け」の縁起木として古くから親しまれています。

冬に赤い実をつける姿は、鬼門(北東)に植えると災いを避ける、お正月の飾り(門松や生け花)として縁起が良いとされ、家の玄関先や庭に好んで植えられています。

1、縁起の由来と意味
「難を転ずる」
名前が「難転」に通じるため、災難・厄災を追い払い、家庭や身に「福」を招くと言われています。
「万治成就」
「成天(なんてん)」とも読めることから、万事がうまくいき成功するという意味も持っています。
魔除け・火災除け
江戸時代には、庭に植えると火災を避け、悪い運気が家に入らないように玄関に植えられている習慣がありました。
2、縁起の良い場所と飾り方
鬼門・裏鬼門
風水では、北東の「鬼門」や南西の「裏鬼門」に植えると、邪気を払う効果があるとされています。
お正月飾り
赤い実は災いを追い払う「陽」の力を持ち、葉の緑とのコントラストが美しいので、松や竹とともに飾られています。
枕の下に
ナンテンの葉を枕の下に敷くと、悪夢を見ないという言い伝えがあります。

3、ナンテンの性質と習慣
咳止め・防腐作用
南天の実は「南天実」という生薬で、咳止めに使われていました。
また、防腐効果があるため、お赤飯の上に乗せるなど食文化にも根付いています。
武士の習慣
鎧びつに南天の葉を入れ、勝利を願ったとされています。
注意点
南天の実は「難を転ずる」縁起物ですが、毒成分を含んでいるため子供やペットが誤って食べないように注意が必要となります。

歴史

南天は平安時代に中国から薬用・観賞用として伝来したメギ科の常緑低木です。

古来より「難を転じて福となす」という語呂合わせから、厄除けや縁起物として庭木や正月飾りに利用されてきた歴史があります。

渡来と利用
平安時代以前に中国から渡来してきました。
当時は咳を鎮める薬用(生薬)として、また観賞用として重宝されていました。
語呂合わせの由来
「難を転ずる」に通じるため、家内安全や魔除けとして、玄関や鬼門(北東)に植える風習が江戸時代から定着していました。
名前の由来
中国名「南天燭(なんてんちく)」や竹のような樹姿から「南天竹」が略された説があります。
文化的な側面
正月飾りの「松・竹・梅」に南天を加えて「水仙」と共に生けるなど吉祥の象徴として愛されています。

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