ゆり子先生は、おっしゃいました。
はじめに
今日は、敬語の勉強をしたいと思います。
中学生の国語をもとに進めていきますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
敬語の必要性
敬語は、相手を敬(うやま)う時に使います。
例えば、綺麗な先生、かっこいい先輩と話す時です。
なぜ敬うのか?
仲良くしたいと思っている時、
日本には、年功序列というものがあります。
年上の人を立てて、「すごい!」と言わなければいけません。
ですが、日本人はそれを隠しながら伝えます。
なので、「すごい」とは言わず、文章を変えます。
その時に必要なのが敬語です。
敬語の種類
敬語には3種類あります。
尊敬語、謙譲語、丁寧語の3つです。
・丁寧語
名詞のはじめに「お」、「ご」をつけます。
例えば、「お花」、「ご確認」などです。
語尾の「です」、「ます」口調も丁寧語です。
動詞の「見る」「言う」「食べる」などは、変わらないままで、「見ます」「見ました」「言います」「言いました」「食べます」「食べました」になります。
文章で言うと、
私は今朝、お花を見ました。
昨日の夜、〇〇と居酒屋でお酒を飲んでいました。
・尊敬語
相手が高い位置にいる時に使います。
例えば、先生、上司、先輩です。
元の言葉と全然違う言葉になっています。
例えば、「言う」ではなく「おっしゃる」です。
「食べる」ではなく「召し上がる」です。
「見る」ではなく「ご覧になる」です。
文章で言うと、
先生は、私に「帰っていいですよ」とおっしゃいました。
先輩は、鶏のから揚げを召し上がっています。
・謙譲語
謙譲語は自分に使います。
例えば、「聞く」ではなく「伺(うかが)う」です。
「言う」ではなく「申す」です。
「見る」ではなく「拝見する」です。
文章で言うと、
私は、先輩に明日の予定を伺いましたが、まだ返信はありません。
先輩からのメールを、(私は)拝見しました。
注意したいこと
・二重敬語
「おっしゃる」や「外出しています」はOKです。
「おっしゃられる」や「外出されております」はNGです。
・尊敬語と謙譲語は一緒に使えません
主語が、目上の人と自分なので、全然違った敬語の形です。
同じ文章で、使わないようにしましょう。
古典
日本には、昔から敬語があります。
尊敬語、謙譲語、丁寧語は古文に出てきます。
例えば、
丁寧語…侍(はべ)り、候(さぶら)ふ
尊敬語…給(たま)ふ、おはす、おほす
謙譲語…奉(たてまつ)る、参(まい)る、申す
おすすめ
「枕草子」の「中納言参り給ひて」をぜひ読んでいただきたいです。
清少納言が書いた、「をかし」の文学です。
「徒然草」「方丈記」と合わせて三大随筆と呼ばれています。
「源氏物語」は「あはれ」の文学です。
清少納言は、一条天皇の中宮定子に仕えていました。
NHK大河ドラマでは、ファーストサマーウイカが演じていました。
「中納言参り給ひて」は、藤原隆家がとても珍しい扇の骨を見つけたと言ったことに対し、
「クラゲの骨」(存在しないもの)のようですね、と清少納言が上手く返した日記のようなものです。
藤原隆家は、超訳百人一首うた恋い。にかなりイケメンに描かれているので、是非見てみてください。
敬語は、これから一生使っていくと思うので、頑張って覚えましょう!!!
