アシッドハウスとは?|1980年代に発展したダンスミュージックの歴史と特徴
アシッドハウスとは?
アシッドハウスとは、1980年代半ばにシカゴで発達した電子ダンスミュージックの一つです。
シンセサイザーやドラムマシンなどの電子楽器を使い、反復的なリズムとベースラインを特徴としています。
特にローランドのベースマシン「TB-303」による独特なベースサウンドがアシッドハウスを特徴づける重要な要素となりました。TB-303の音色を加工することで、うねるように変化するベースラインが生み出され、アシッドハウスのサウンドとして広く知られるようになりました。
「アシッドハウスの歴史」
アシッドハウスは、1980年代半ばにシカゴで発展したハウスミュージックの一つです。
シカゴでは、ハウスミュージックが広がる中で、電子楽器を使った音楽制作が行われてきました。その中でRoland(ローランド)のTB-303というベースライン・シンセサイザーが音楽家によって使われるようになり、アシッドハウスの特徴的なサウンドが生まれていきました。
「Phutureと『Acid Tracks』」
アシッドハウスの発展にはシカゴの音楽グループPhuture(フューチャー)が大きく関わりました。
PhutureはDJ Pierre(DJピエール)、Earl “Spanky” Smith Jr.(アール・“スパンキー”・スミス・ジュニア)、Herbert “Herb J” Jackson(ハーバート・“ハーブJ”・ジャクソン)によって結成されました。
PhutureはRoland(ローランド)のTB-303を使って独特のベースラインを作り、「Acid Tracks」を制作しました。この楽曲は1987年にTrax Recordsからリリースされ、アシッドハウスを代表する初期の作品として知られています。
イギリスでの広がり
1980年代後半になると、アシッドハウスはイギリスにも広がりました。イギリスではアシッドハウスがクラブやレイヴのシーンで楽しまれるようになり、1988年には大きな盛り上がりを見せました。
この動きは「セカンド・サマー・オブ・ラブ」と呼ばれ、アシッドハウスはイギリスのクラブ文化やレイヴ文化と結びつきながら広がっていきました。
アシッドハウスの特徴
アシッドハウスの大きな特徴は、Roland(ローランド)のTB-303による独特なベースサウンドです。
TB-303のフィルターやレゾナンスなどを操作することで、音色が変化するベースラインが作られました。
また、ハウスミュージックを基盤としているため、4つ打ちのキックドラムを中心とした一定のリズムが使われます。これらの特徴が組み合わさることでアシッドハウス独特のサウンドが生み出されています。
代表的なアーティスト
アシッドハウスの発展にはPhutureのメンバーであるDJ Pierre、Earl “Spanky” Smith Jr.、Herbert “Herb J” Jacksonなどが関わりました。
特にPhutureは、TB-303を使った「Acid Tracks」を発表し、アシッドハウスを代表する初期の作品を生み出しました。
まとめ
アシッドハウスは、1980年代半ばに発展したハウスミュージックの一つです。Roland(ローランド)のTB-303による特徴的なベースサウンドが大きな特徴で、1980年代後半にはイギリスにも広がりました。1988年には「セカンド・サマー・オブ・ラブ」と呼ばれるレイヴ文化の盛り上がりとも結びつき、アシッドハウスはイギリスのクラブ文化やレイヴ文化のなかでも広がっていきました。
