ーキーンコーンカーンコーン♪
ユリィ「ユリィ先生の、不思議図書館・索引(さくいん)教室〜、2時間目。この記事では「不思議図書館・索」に出てくる用語や、その設定を説明するわ。興味の無い方、自分の脳内設定と違うと苦情をつけたい方は、今すぐ引き返しなさいね。」
サラミ・イミア「「よろしくお願いしまーす。」」
ユリィ「2時間目の今回は、前回の応用編的なものね。魔法は、魔法陣・詠唱・呪文を用いるって言ったけど、もちろん絶対に必要なものではないのよ?」
【無魔法陣・無詠唱・無呪文】
…魔法や魔術の過程を飛ばすか、最初から自分の中で全部終えて技を出すこと。力や経験が未熟なほど、やらない方が良い(威力や精度が落ちるため)。
※魔法・魔術ともに、実現しづらくて難しい程に必要な魔力量や詠唱が多く、連発することが困難だったり、維持時間が長い程、精度が落ちる(リスクがある&増える)。
イミア「先生の、物の生成の魔術とか、みるの魔法とか何も言わずに出したりしているよね?」
サラミ「飛びながら球出したり、防御したりなー。」
ユリィ「それはまた別で、難しいのよ。」
【魔法や魔術の同時発動】
…「飛行魔法」をしながら「炎魔法」を出す、などの行為は、技の難易度と本人の力量による。だいたい3つ同時ならば普通の魔法使いや魔術師も可能(個人による)、それ以上は並の者には維持や魔力量が持たなくなる。
サラミ「もうアタシは無理な次元だ…。」
イミア「あたしも…。」
ユリィ「2人には2人にしかない能力があるのよ。それはどんな魔法使いや魔術師にも実現するのは難しいわ。」
サラミ「そーなのかー。」
イミア「それは言われると嬉しいです!ありがとうございます!」
サラミ「でも、そういうことができるのは、とんでもない存在なんだろうな。神様とか。」
ユリィ「…そうねぇ…」
【神と付く存在】
…どの種族より魔力量が多く、世界の理に反しない事なら可能にできる存在。全て同じ事ができるわけではない。子供が出来にくい者もいる。ほぼ不老不死。
サラミ「せかいのことわり??」
【世界の理(ことわり)】
…世界の決まり事。破るといいことはなにもない。「死者を生き返らせる」「世界の許容できる範囲を越えて改変をする」「むやみに並行世界を作る(例外の世界有り)」
イミア「よく本でもあるよね、死んだ人は生き返らないって。」
ユリィ「そうよ。破ろうと思えばできるけど…百害あって一利なし、ね。」
サラミ「他には何かないのか?」
ユリィ「今関係あるけど、貴女達には雑学っぽいわね。でも一応教えておくわ。」
【(とある世界の)悪魔】
…ほぼ人間と変わらない生活をしているが、悪魔らしい事をすると階級が上がる。貴族の悪魔もいる。特に「称号」持ちは強力で、多く持つ者は「大悪魔(バアル)」と呼ばれる上位悪魔になれる。
【魔導書】
…魔法や魔術について書かれている本。高度な技や、よほど一部以外には秘匿したい事を書いている本ほど、読み方や解読が難しい。
(○○語の地方語を標準語に直す→標準語にした○○語を英語に直す→英語を日本語に直す。みたいな感じ)
サラミ「あっ…うん、わかった。」
イミア「あたしも…。と、とりあえず!頭のすみっこに入れておきますっ。」
ユリィ「じゃあ2時間目はここまでにしましょうか。」
サラミ・イミア「「は〜い!」」
ーキーンコーンカーンコーン♪
終わり。