前回、入退院して調子が良くなった旨を書いたが、夏にまた幻聴、妄想がひどくなってしまい、お休みを頂いていた。
私は夏が苦手で夏によく体調が悪くなる。皆さんも苦手な季節を認識しておくと一つの目安になると思う。かと言って、勝手に始まる幻聴や妄想を止める事は出来ないが、無理をしないようにして注意する事は出来る。
それでも去年以前の3年間は入退院しなかった。今年はマナビーに通い始めたのが大きかったと思う。そんな些細なことで調子を崩すのが障害者の弱い所だ。
今度は電波攻撃、電磁波攻撃、呪いの幻聴妄想だった。
電波攻撃は、この世には違法電波が沢山あると思い、それがなぜか自分に向かって攻撃しているというもの。幻聴がうるさくて、スッキリした原因が欲しかったというのがある。
電磁波攻撃は、一時期スマホやパソコンのやりすぎは人体に影響があると話題になったが、そこから進んで特定の人に攻撃して、具合を悪くさせたり、足に穴をあける事が出来るというもの。これはハッキリ言ってツイッターの情報に踊らされた。結構マニアックな感じで載っていたので話に引き込まれてしまったのだ。怪しげな測定器や除去シートなど買ってしまった。効果は無かった。
呪いについては、極端に具合が悪くなる事を発作と呼んでいるが、当時それが起こると「これは呪いのせいだ!」と何度も繰り返し幻聴に言われ妄想も起こったので、そうだと思うようになったというもの。
なぜ治ったかと言うと、詳しくは言えないが、権威ある人に「何をそんなことをいっているんだ!」と怒られてハッとして、そしたら自然に治っていた。頼みの綱のような人に「バカなことを言っているんじゃない」と突き放される事でその話題は終わりにしようと自然になっていったのだ。今度また同じような目にあったら、思い出してみようと思う。
だいたい、そんな事が本当に起こっていて問題になっていたら、テレビや周囲で話題になって取り上げられると思う。皆さんもツイッターなどのネット上の話にはご注意を。都市伝説みたいな事がまことしやかに載っていたりするので。それから、症状が出ている時は何を言っても無駄かもしれないが、怒られるという経験が出来れば(しかも自分にとって権威ある人に)良いと思う。