『つまみ細工』を作ろう!

~Part1~「丸つまみ」を作る

完成図

そもそも「丸つまみ」とは、江戸時代から続く日本の伝統工芸品『つまみ細工』の代表的な折り方の1つです。七五三や成人式などのお祝い事で使う簪(かんざし)でお花を模した素材の1つとして使われることが多いです。丸つまみが折れるようになれば、お花のブローチや髪飾りなどが作れるようになります♪

丸つまみで作られたストラップ

<材料と道具>

  • 正方形にカットした生地:ちりめん生地
  • ピンセット:先端が細いピンセットのほうが掴みやすい
  • ボンド:布接着可能なボンド

☆初心者の方は布サイズ3cm×3cmから始めるのがオススメです♪

★★☆各材料と道具の詳細☆★★

≪ちりめん生地≫

「ちりめん生地」と一口に言っても、ボンドが接着する布の接着しない布があります。「せっかくお気に入りの柄の布を買ったのにくっつかない」ということもあります(現に作者自身も何度もその経験済み)。安心して接着する布を求めるのならば、レーヨン100%の布を購入するのをオススメします。100円ショップや手芸屋さんで購入可能です♪

≪ピンセット≫

「ピンセット」と言っても、さまざまな種類があります。自分が作業しやすいピンセットを選ぶのがポイントです。先が細いタイプのほうが小さいサイズのつまみ細工にも対応できるので作業しやすいと思います。100円ショップなどでも売っているので探してみるとイイと思います♪

≪ボンド≫

「ボンド」にも種類があるのをご存じでしょうか?乾燥後に徐々に透明化する「水溶性ボンド」、速乾性に優れて硬化が早い「速乾性ボンド」があります。個人によって使う種類が違うので、どれが正しいとはいえません。作者の場合は、2つの種類を合わせたものを使っています。100円ショップや手芸屋さんで購入可能です。

作成手順

1.ボンドを塗布して、角と角を揃えることに気を付けながら、生地の真ん中をピンセットで挟んで半分に折ります。

2.角と角を揃えることに気を付けながら、三角になった生地をもう1度半分に   折ります。

3.折った輪の方からピンセットで挟みます。このとき、ピンセットは真ん中より少し上を挟むようにします。

4.三角の下側がヒラヒラになっていますので、下から上に向かって、両側に開くように折っていきます。1ヶ所折り終わったらもう片方も折っていきます。

5.生地の尖った方を指で持ち、ピンセットを挟む位置を持ち替えて、先端に少しボンドを付けます。

6.ボンドをつけた部分を、指で少し押さえ生地を接着させ、ふっくらさせれば完成です☆彡

今回は基本的な『丸つまみ』の作り方を紹介しました。

【ポイント】

  • 焦らないでじっくり折り方を覚えよう
  • 塗るボンドの量によって、硬くなったり、柔らかくなったりするのを覚えよう
  • ピンセットの持ち方や挟み方を覚えよう
  • 失敗も経験値!最初は形が崩れても何度も何度も挑戦してみよう
  • 長時間すると肩が凝るので適度に休憩しよう

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keiji&モモちゃん

歴史(主に日本史(戦国・幕末)・中国史(項羽と劉邦)が大好き♪手づくりでつまみ細工アクセサリーも作ってます♪ 人生は1度きり。自分の人生を謳歌するために、自分らしさを失わずに前を向くことを忘れずに生きてます(^3-)-☆自分が好きな歴史の出来事紹介や自分が作った手作りアクセサリーなどを紹介していきます! 好きな言葉:「疾風に勁草を知る(困難や試練に直面したときに、はじめてその人の意思の強さや節操の堅固さ、人間としての値打ちがわかる。)」

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