先月、調子を大きく崩し、しばらくお休みを頂いていました。
季節の変わり目からか不調の波がやってきて、持病のこと、将来のことなど、不安が大きく膨れ上がり、毎日涙が止まりませんでした。
生きている意味も分からなくなり、ただ途方に暮れていたところ、ふと家の庭に咲いているラベンダーが窓越しに目に入りました。
ぼーっと眺めていると、ラベンダーの中をせっせと飛び回り、ハチミツをとるミツバチの姿が見えました。
その姿を見て、「ミツバチが生涯かけて集めるハチミツの量は、わずかティースプーン一杯分である」という言葉を思い出しました。
人が食べれば一口でなくなってしまう、ほんのわずかな量を、淡々と、 ひたむきに集めるミツバチ。
「きみも大変だね。」
生きる意味が分からないのは、ミツバチも一緒なんだ。
そして、命は、命あるだけで尊い。それはどの命も一緒だ。
ミツバチが教えてくれた大切なこと。