肘折乃旅 その弐

2020年12月3日

約4年前、初めの冬。

その日は大穀屋さんに泊まりました。

16:00に出発して休憩なし2時間ノンストップで18:00過ぎにつきました。

ところが…

やっと落ち着いたと思ったら

次の日が病院だということをすっかり忘れてしまって

そのまま山形までふっ飛んで来てしまいました。

仕方なく旅館の人に断って翌日朝食を早く出してもらい

10時までの予約だったので早朝8時頃に直ぐ出て

片道100キロ以上ある道を

何とか間に合うようにいきました

おまけに天気予報では雪マーク……

この山岳地帯じゃおそらくドカ雪が降るだろうと覚悟はしていましたが

神は見棄ててはいなかった…

翌日の朝は多少の雪で済みました

肘折温泉2泊3日の宿泊にしていたので病院の診察が終わってから

再び戻りましたが着くころには午後3時過ぎになっていたかもしれません。

お気に入りの場所はやはり落ち着きます。

エレベーターもありますし

高齢者身障者にしては

とても有難い温泉施設です

宿泊していれば時間が許す限り何度でも入浴できるまではいきませんが

頻繁に浸かってしまうと湯あたりになるようです…

(実際経験したことは御座いませんが…)

勿論の事熱めの濁り湯大浴場と貸切風呂(内風呂)

貸切の露天風呂は冬季間閉鎖の為(11月~4月迄?)

今回は無しと言うことでした。

貸し切り露天風呂に入ったときは温くもなく熱くもなく

丁度いい湯加減だったような気がしました。

それに貸し切りの内風呂と違い広い。

その時は3泊以上泊まりました。

ここまではよかったのですが…

現実は甘くはありませんでした

見えん…

帰りがまた更なる難関が…

かなり濃い霧が覆いかぶさり……

ここまでの映像からは何とか温泉街が見えるくらいでしたが

トンネルを抜けた後、更に視界が見えなくなったと思います

山を降りる途中で更なる難関。

地吹雪よりはまだ良い方ですが

ハイビームをしても中々先が見えない…

(タイムトンネルを潜っているような)

視界が悪く山を下るに大変でした…

これこそAdventure

濃霧注意報

と言うのはこの事でしょうか。

そして数週間後の翌年…

正月明けの肘折温泉がこちらの風景画像

蔵王エコーライン程では御座いませんが…

『雪は積もってもさすがに【ここまで】は積もらない』

カメムシはいない』言う地域の方や、『雪が珍しい』と言う方

実際この風景をご覧になると面白いと思います

肘折温泉は豪雪地帯であり雪が降ってこそ嬉しい特典や

楽しいイベントがあるようですが雪が無いと逆に大変?

果して

今年の冬は雪が降って

くれるのでしょうか

 

つづく

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ちっち

仙北の就労継続支援B型事業所からやってきましたはぐれ鳥で御座います。 落ち着いたところ、静かなところ、一番の目的としての仕事内容はパソコンで作業をしてみたかったことなのでこちらへ来ました。 在宅ワークになるまでしばらくの間車での通勤なので慣れるまでの期間が少しかかると思います。 今までの煩わしさの毎日から漸く抜け出し、少し環境が変わって初めのうちは面倒(週三回通勤)でも自分で決めた事なので今までいた場所には後戻りはしたくないかなと。そういった理由のひとつでもあります。 趣味は観光旅行をしながら数々の名所をまわって写真撮影などをしてそれをモトに文章を書くことです。

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