研究者は夜型の人が多い

大学では3年生か4年生の時に研究室に配属される。
筆者は実験物理の研究室に配属された。

そこでは研究室のスタッフ(教授、准教授、助教など)は皆、昼前頃ようやく出勤して来る。
そして世間話でもしながらパソコンのキーボードを叩いて研究を始める。
学生はたいてい午前中は講義があるので朝は普通に大学に来る。

助教さんが学生と同じ部屋に机を構え学生や院生の質問に対応する。

そんなことをしながら、自分自身の研究テーマにも取り組み、
学食で夕食を食べ、外が暗くなってからもキーボードを叩き続ける。

夜も遅くなりお腹がすくとカップ麺を食べて同僚と世間話をしたりして深夜まで研究する。
こんなことをしながら大体、午後11時~0時頃帰宅する。
これが基本的なパターン。

実験のある日は過酷である。
筆者はサイクロトロンという実験施設のある研究室であったので一つの実験で
2~3日はかかる。

実験期間中研究室に泊まり込みデータを集める。実験が終わるとデータ解析にさらに
取り組んで論文にまとめ一つの実験が終了。徹夜は珍しくない。

学生であった筆者も一度他大学の研究者の実験の手伝いをさせてもらったが、実験のセットアップが大変で、はんだ付けなども手伝い大変な思いをした。

このように研究者は夜遅くまで研究する、夜型の人がほとんどである。

ちなみに筆者は、研究室にいたとき40歳を過ぎていたが幸いにして、同じ年の助教さんが担当することになって論文の指導など大いに助けてもらい、修了までこぎつけることができた。
修了には運も必要である。

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Jack

他の人より遅れて某大学に入学しました。物理学を専攻し修了までこぎつけました。それだけが取り柄です。サイエンスについて書かせていただきます。

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