今回はアルゼンチンのフォルクローレやポップミュージックについてをまとめます。
以前、アルゼンチンタンゴをご紹介したことがありましたね?
アルゼンチンタンゴは日本でも人気があるジャンルですが、それ以外のアルゼンチン音楽というのはあまり知られていません。
まず、アルゼンチンのフォルクローレについてご紹介したいと思います。
・アルゼンチンのフォルクローレ
南米のフォルクローレといえば、以前、パンパイプの紹介記事(https://no-value.jp/other/45090/)
で触れている、サンポーニャという楽器を用いて演奏されるアンデス(ペルー)のフォルクローレがあります。
そのアンデスのフォルクローレにスペインのギターなどのヨーロッパの文化が融合されたものが、アルゼンチンのフォルクローレです。
アルゼンチンのフォルクローレにはいろいろな種類があります。
以前、アルゼンチンタンゴの記事(https://no-value.jp/other/53053/)
でも触れたことのあるミロンガ、また、早いリズムのチャカレラなどがありますが、今回はサンバ(Zamba)という種類のアルゼンチンフォルクローレにクローズアップしてみたいと思います。
・アルゼンチンのサンバ
日本でもポピュラーなブラジルのサンバと名前は似ていても全く違うジャンルです。
アルゼンチンサンバは6/8拍子の民族舞踊の音楽です。
まずどのようなものか観てみましょう。
男女のペアで踊られるダンスでは、手にハンカチをもって踊るもののようです。音楽については、ギターの他にボンボと呼ばれる牛の革で作られた、肩から吊るす大太鼓や、ヴァイオリン、タンゴでもお馴染みのバンドネオンなどが用いられることもあるようです。
ここで、アルゼンチンザンバの定番曲「 Zamba de mi esperanza(希望のサンバ)」を聴いてみましょう。
リズミカルなテンポの早いブラジルのサンバとは違い、落ち着いたゆったりとした雰囲気ですね。
・まとめ
いかがでしたか?
ブラジルのサンバは知っていましたが、アルゼンチンにもサンバがあるとは驚きでした。
ブラジルのサンバは(Samba)と書きますが、アルゼンチンのサンバは(Zamba)という表記のようです。
それでは最後に(Atahualpa Yupanqui)の演奏を聴いておしまいにしたいと思います。