電気自動車はバッテリーに貯めた電気だけを使って走る車のことで、エンジン車は燃料(ガソリン、軽油など)を使って走る車のことです。
地球温暖化や脱炭素、カーボンニュートラルという環境問題に対する対応策として、二酸化炭素排出ゼロの電気自動車の必要性が高まってきたことから開発が進んできました。
ガソリン車のエンジンが電気自動車ではモーターに置き換えられ、ガソリンが電気に、ガソリンタンクが電池に置き換えられます。
電気自動車は充電した電力でモーターを回転させる仕組みで駆動します。車はアクセルを踏んだ量に応じてモーターに電流を流して走行し、制御装置のインバータで速度の調節をします。高速道路もガソリン車と同じ様な走行が可能です。
電気自動車のメリットとしては、
走行時に排気ガスがでない
パーツが少なく、デザインを自由にしやすい
駆動力が制御しやすく、加速しやすい
電気で車の走行をコントロールするので、自動運転に向いている
デメリットとしては
充電に時間がかかる
1回の充電で走行可能な距離が短い
価格が高い(200万円台から800万円以上するものまで)
保険料が高い
今後の技術的な課題としては
充電スタンドの数が少ない
リチウムイオン電池の原材料費が高くなっている
ことがあり、将来的には100%近く電気自動車へ移行すると思われるがクリアーすべき課題が難しくまだ時間が必要と思われます。