一九九六年乃夏乃出来事
アイツの部屋で起きた
一瞬乃出来事
今時なら誰もが知っている
その『一瞬乃出来事』が
【運命】
を変えていれば
現在の暮らしが
ガラリと変わっていた
もし
『そうなった』としたら…?
その後は…
嬉・恥・楽・笑・連日乃毎日
いや…もう既に
お互い食べてしまっている毎日
いや…もう既に
出来上がっているかもしれない
いや…もう既に
成すべきモノを
すべて仕立て上げ
落ち着いているところ
そして数十年後の今頃は
老後の生活を満喫している事でしょう
そんな人生ができたら
そんな人生を変えることが出来たら
過去の自分へ戻ることが出来たらもう
迷わず
躊躇わず
一直線に
彼女の心を掴み取った
それで良かったのです。
今更言っても無駄な事だが
おれは何處で
道を間違えたのだろう
ほんの自分自身の過ちが
すべての失敗を招いてしまった
その頃の自分は未熟者で
もうちょっとしっかりしていれば
しっかりアイツを支えてやるべきだった
天然で多少うるさいヤツだったけど
余程の事でない限り怒ったりしない性格だった
魅力的で…
チョッとルーズで…
チョッと……………………………………………………(笑)
そんなトコロがオレは好きだった
そして
電車の中での
生温かい唇で交わした甘いkissは
忘れられない『恋乃味』だった
それにアイツは
周りからけっこう好かれるタイプだったから
一寸嫉妬した
一時期離れてしまった時期もあったが数カ月して
再びオレの元へ帰ってきた…
シメシメと
当時卒業してから数カ月して間もない18と
高校在学中の17の3年生がね…
チョッとイケない事かもしれないけれど
その時点で一発で決めてしまえば…
遂に我乃物になった
コレでいいのだ~❣❣
凄く好きだったのに
いいところまでいったのに
もう『一歩』のところで
然し…
突如ライバル♀が現れ
入学してきた新入生の悪ガキ1年生…
オレをあるモノの餌に誘き寄せられ
ヤツは…
オレの愛する人から
オレの❤️を奪い盗った
早く言えば奴は
人の恋路を
邪魔したようなヤツ
どうしてあんな
ろくでもないヤツの
虜になってしまったのだろう
あんなじゃじゃ馬の言いなりに
なるんじゃなかった…
男なら男らしく
ビシッと‼
【ハッキリ断れば良かった…】
『それは無理な話だぁ‼』
もしかしたら?
もしかするから♀…❣❣
と…。
初めからこうすればよかったと
素直に冷静になって下手に手を出さないで
潔く引き下がってほしかった(諦めてほしかった)と…
今更どうにもならない・元に戻らない
過去には戻れない
持つべき女人は自分の元へはもう帰ってこない
その後『とある人』と結婚して家庭を持っている…
偶に思い出すと
仕方なく相手と別れてしまった事を物凄く後悔しているし
引き離したヤツを
恨む事もあるけど
既に終わった事だから
今すぐにでも取り返そうすれば
1996年以内(相手の気持ちが変わる前に)
取り返せたかもしれない