アインシュタインはユダヤ系ドイツ人でアメリカに帰化した物理学者です。アインシュタインは数々の名言を残しており、その一部が以下のものです。
「常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションである。」
18歳と言えば日本では高等学校を卒業するくらいの年齢でそれまでは学校の先生に言われたことを理解、暗記しているだけでした。いろいろな先生たちから言われたことを覚えて、そのフィルターを通して物事を見ていく、ということではないかと思われます。
「問題が生じた時と同じ考え方をしていたら解決はできない。」
同じ方向からだけ物事を見て考えていても解決は難しく、さまざまな方向から物事を考えるべき、ということでしょう。
「間違いを犯した事のない人というのは、何も新しいことをしていない人のことだ。」
失敗をしてもいいから、新しい事に挑戦すべきだ、ということを言いたいのだと思います。
「いつだって偉大な先人たちは凡人たちの熾烈な抵抗に遭ってきた。」
アインシュタイン自身も相対性理論以外の理論をいくつか提示しており、その際の他の物理学者たちとの議論からこう言ったのかもしれない、と思いました。ただ、量子論に関しては、その理論を受け入れられず、逆に科学の流れに逆らう態度を示していました。
「私は天才ではありません。ただ、人より長く一つの事柄と付き合っていただけです。」
アインシュタイン以外でも、天才と呼ばれる人は似たようなことを言っています。例えば、日本のプロ野球の長嶋茂雄です。やはり、一流の人間になるには、相当の努力が必要なのでしょう。
「何かを学ぶのに、自分自身で経験する以上にいい方法はない。」
他の人のやることを見ているだけでは上達しない、というのは多くの人が体験したことがあると思います。
やはり、一流の人のいう事は含蓄があり深い、と思いました。