小説  『~a flacon of perfume~』

~a flacon of perfume~香水の小瓶

キャラクター

遠藤まこと
動物と会話できる
今年9歳になる。
容姿は肩よりちょっと伸びた髪はキューテクルが綺麗にかかったストレートの黒髪、お人形のように小さく、迂闊に抱きしめたら粉々になってしまいそうな儚さを連想させる。

遠藤奈知(なち)まことの母
旦那とは離婚して5年になる。
女で一つでまことをここまで育てた。
株式会社ロケットヒルズの社長秘書をやっており、土日以外は夜も遅く帰って来ることが多い。

猫のミャー子
黒猫でかしこい
いつもまことのことを考えてくれる。
考え過ぎて行き過ぎた行動を取ることもしばしば

物語

季節に関係なく年中真っ白な街ホワイトタウンは、香水の街でもありました。

そんな真っ白な世界に住む9歳の女の子と、1匹の黒猫の物語です。

夜9時…カチ、カチ、カチ…ボーンボーンボーン…
まことは時計のが9回鳴ったことを確認すると笑顔になった。

もうすぐだ…もうすぐお母さんが帰ってくる時間。

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ななな。

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