WRAPとは(Wellness Recovery Action Plan)の略
日本では元気回復行動プランと呼ばれています。
アメリカに住むメアリー・エレン・コープランドさんが考案したもので、
障害や生き辛さを抱えている人のうち、日常生活に楽しさを見つけ
リカバリーを果たしていく人とそうではない人の
生活の質・考え方・問題への対処法について調べ、考案されたものです。
今、病院やデイケアで活動が行われています。
障碍者自身が正規の研修を受けることで、ファシリテーター(司会、進行役等)になることもできます。
私もその一人です。
以下私のWRAPを少しご紹介します
私は今から目的をもって話します
その目的は 皆の心の中に希望の感覚が生まれること
人生で起きること、起きてきた事柄に自分で対処する時、
自分で選ぶ自由があることを知り、
責任を果たして主体的に人生を送りたいと自然と思えるようになること
そのためにあらゆる学びを知り、
時に自分の為に権利擁護する力を身につけ
より良く生きていくため周りに働きかけ、サポート体制を自分で
整える準備をしてもらうことが目的です。
WRAPはリカバリーに大切な5つの考え方とWRAPのプラン7つから成り立っています。
(WRAPのプラン:①元気に役立つ道具箱、②日常生活管理プラン、③引き金と④注意サイン/それに対応するプラン、⑤調子が悪くなってきたときのサインと対応プラン、⑥クライシスプラン、⑦クライシスから脱した時のプラン)
グループワークを通してリカバリーに必要な5つの考え方を学び、行動プランを立て、自分の取扱説明書を作っていきます。自立すること、共有することでリカバリーを目指します。
生きづらさを抱え、そこから抜け出したいと願っている人は、
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