スター・トレックと筆者
皆さんは「宇宙大作戦/スター・トレック」というテレビドラマ、または映画をご存知でしょうか?始まったのが1966年なのでかなり前なのですが、現在でも映画が作られています。筆者は中学生の頃、友達と学校でスター・トレックの話を毎日のようにしていて、私はミスター・スポックの役でスタートレックごっこもやっていました。スタートレックではエンタープライズ号という宇宙船で宇宙を飛び回る設定で、中心になるのが、カーク船長、前述のスポック副長兼科学主任、ドクター・マッコイ、スコット中尉、ミスター・カトー、チェコフ、ウフーラなどで我々のスタートレックごっこでは仲のいい友達の間で配役が決まっていました。
超光速航法、フェーザー銃というレーザー銃が登場するなど典型的な宇宙SFドラマですが、筆者にとっては「スターウォーズ」よりも好きなSFでした。
テレビシリーズでは、毎週どこかの星で事件が起こり、たいていエンタープライズ号からその星に降りて問題を解決していくものでした。
筆者の好きな映画
映画のシリーズでは、一番好きな映画は「ミスター・スポックを探せ」で、映画の前作でスポックは死んでしまうのですが、ミスター・スポックは死ぬ前に自分の魂のようなものをドクター・マッコイに乗り移していて、マッコイをスポックの生まれた星バルカン星に連れて行けばスポックは生き返ることができる、という話です。結局、スポックは生き返るのですが、カーク船長、ドクター・マッコイ、スポックの友情のような話でもあり、筆者の好きな映画でした。
以上は筆者の中学生の頃の話なので、子供のみるSFドラマのような印象を与えてしまったかもしれませんが、アメリカなど世界ではスタートレックの熱烈なファンを「トレッカー」と呼び、大人の間でもエンタープライズ号の模型を作ったり、登場人物のコスプレをする人もいます。
科学技術と多様性
さらに、子供のころ、ドクター・マッコイの診察の際に使う装置やフェーザー銃などの科学技術に触発され、科学者の道に進んだという人もいてドラマの次世代の科学技術も注目されています。加えて、バルカン人のミスター・スポックや様々な宇宙の生命体がでてくるなど、現代の多様性を先取りするような配役にも斬新性が見られて、今でも好きなSFです。