夏だ。
夏休みだなぁ…夏休みはもうないなぁ。
でもどっか行きたいな。暑いからどこも行きたくない。
クーラーの効いた部屋でゴロゴロしていたい。
そんなあなたに、この夏、旅行先で有名かつホットな国のクールなグルメを紹介する、【世界のユニークな食文化】を特集したシリーズ記事がオススメ!読めば食欲そそられテンション爆上がり間違いなし。
この記事を読んでダラダラした気持ちを吹き飛ばし、夏へ駆け出していきましょう。
ファミマに「ハワイのおいしさ大集合!」
2024年7月現在、ファミリーマートではハワイ特集を行っている。
・ファミチキ(モチコチキン)
・SPAMバーガー
・SPAMむすびツナマヨネーズ
・SPAMむすびテリヤキマヨネーズ
・ポテトチップスSPAM味
・ビーフハンバーグのロコモコ(グレイビーソース)
・マラサダ(マカダミアホイップ)
・ハワイアンパラダイスブラックコーヒー
・サーモンポキ彩り野菜とマカロニ
などの。ハワイといえばこれを前面に押し出したキャンペーンを行っている。
飛行機に乗らずとも、お手軽に胃袋はハワイに直行することができるのだ。
筆者は先日スパムおむすび【ツナマヨネーズ黒コショウ】295㌍と、マラサダ【マカダミアナッツクリーム】308㌍を食べてみたので、さっそくレポートしていきたいと思う。
スパムおむすび【ツナマヨネーズ黒コショウ】
パッケージはこのような感じである。あのSPAMのイメージカラーとデザインで統一されている。
では実際の中身を確認していこう。
ああ、何と言う事でしょう!乱雑にリュックに入れた結果、形が崩れてしまいました。
お見苦しいところをお見せしてしまいました。しかし、味に問題はございませんのでこのまま実食です。
なんというか、見た目はでかい寿司。日本の寿司が海外で翻訳されてこうなりましたといった感じです。
一口で押し寄せる塩気、しょっぱい。
いやなんだこの塩気は。SPAMはもともと「長期保存できる」軍隊の食事として1930年代から普及していったのですが…しかしこの塩気はハムやソーセージを越えます。まあ、熱中症対策として三食のうちに取り入れるのはありかもしれませんが、毎日食べようものなら血圧が大変なことになります。
全体としては黒コショウが効いていて、ステーキのような感じがハワイの「BBQ大国アメリカの一部ですから」という主張を出しつつ、ツナマヨで若干あっさりさせておにぎりとしてまとめてる。といったところでしょうか、とても美味しかったです。
しかしこのSPAMという塩気マシマシのハム一体何者なのだろうか?
パッケージ裏に何か書いてあったりして…
「SPAMはホーメルンフーズ社の登録商標です」
ホーメルンフーズ社?まったく聞きなじみがない…この会社にSPAMの秘密が隠されているのか?
筆者は真相を確かめるべく、ネットの海へ向かうことにした。
SPAMの公式ホームページがあった!
なんと!SPAMの公式ホームページがありました!https://www.spam-jp.com/
SIZZLE PORK AND MMM
DON’T KNOCK IT TIL’YOU’VE FRIED IT
直訳「揚げるまで叩かないでください」?????
出るは出るは、SPAM料理のおいしい画像。焼きたてのパンに焼いたSPAMを挟むトップの画像は食欲をそそられます。
【原材料】
・豚肉
・食塩
・加工でん粉
・砂糖
・発色剤
シンプルだな…これだけで美味しくなるなんて信じられない。
えっ!?SPAMってこんなに種類があるのか。なんだこSPAM面白豆知識は!?
…気になる人はぜひアクセスしてほしい。
マラサダ【マカダミアナッツクリーム】308㌍
さて、SPAMおむすびの次は、デザートのマラサダ【マカダミアナッツクリーム】308㌍を食べましょう。
なんと、ハワイのお土産によく渡されるマカダミアナッツチョコレートの、あの、マカダミアナッツがクリームに入っています。
マラサダ…聞きなじみのない謎のグルメである。どうやら日本にも専門店があるらしいが…
実はこの揚げパン、ポルトガルが発祥。ハワイで広めた人がポルトガル出身で、作ってみたらハワイの人に大うけだったので定着したようです。中に何も入っていない場合が多いが、クリームやチョコも入っているお店もあるようですので、気になる方は調べてみてください。
ちなみにドーナツと似ているが、発酵にイースト菌を使っているのでどちらかというと揚げパンに近いものです。
では、前置きはこれくらいにして、さっそく食べてみたいと思います。
うーん、スーパーとかの菓子パンあるある「なかなかクリームにたどり着かない」現象が発生。
まあ、仕方ないのでもう一口食べ進めるとマカダミアクリームへ到着。マカダミアナッツの心地よい風味が広がります。TVなどを見ると外国のお菓子は甘ったるい印象を持たれるが、マラサダは生地も軽く、中のクリームも油っけが少なく甘さも控え。これは5個ぐらいぺろりと平らげてしまいそうなドーナツ。ごちそうさまです。
なんでマカダミアナッツ何だろう?
ところでなぜハワイといえばマカダミアナッツなのだろう。
筆者はその答えを探るべくネットの海へまた向かった。
原産国はオーストラリアなんかーい!
サトウキビの風よけに植えられてたんかーい!
じゃあファミマのマラサダ(マカダミアナッツクリーム)って、ポルトガルとオーストラリアの料理では?
というかハワイ、お前もポルトガルの料理を自国の料理にしてたんかーい!(日本の天ぷらカステラとか)
(このHPハワイのお土産マカダミアナッツチョコレートについて、衝撃の事実が書いてあるのでぜひ一読してみてほしい)
まとめ
SPAMおむすびもマラサダもおいしいだけではなく、調べればよりおいしく食べる方法があったり、歴史が深かったり、そもそもハワイ料理じゃない…などいろんなことがわかって、食事が「他人の苦労の上に成り立っている」というネガティブな感じから、「歴史と情報を食べている」というポジティブ?な感じにとらえることができるようになった。いい経験になったと最後に記したいと思う。