性格
一見華奢で丈夫なのですが、少し神経質なのがあります。遊びが好きなのと人懐っこい一面があり、警戒心が強くて、喜怒哀楽がはっきりしていて、知能が高いのできちんとしつけをすれば見合った習慣を身につけます。300種を超える犬の知性を調べた結果パピヨンは10位以内に入るという高い知能を持っているとのことです。見知らぬ人・他の犬とも仲良くできますし、子供の遊び相手としても理想的で、誰にでも懐きやすくて、甘えるてくる可愛い犬なので、無駄吠えが少ないことが特徴の一つとして挙げられました。
特徴
骨が細くて、繊細で優美な雰囲気を持ち合わせています。敏捷性が高くて、豊富な被毛は絹糸のような美しいものがあります。耳や胸・四肢・尾に飾り毛があって、毛色は白地にはっきりとした色のまだらが入っている色が特徴です。運動能力が高いので、競技会でも活躍する姿が見受けられて、跳躍が高いことが特徴の一つです。しかし、あまり激しい運動をさせてしまうと骨折する恐れがあるので、その点は注意しながら運動させましょう。
歴史
パピヨンの原種はスペインのトイ・スパニエルであると言われてました。15世紀以降、幅広い人物たちから愛され続けてきたパピヨンは、18世紀頃には、ポンパドールという髪型の元となったフランスのポンパドール婦人・マリーアントワネットを始めとするヨーロッパ貴族窮愛受けるようになりました。オーストリアハプスブルグ系の女帝マリア。テレジアの肖像画には、パピヨンが描かれています。フランス王国の王朝であるブルボン朝の時代までは、垂れ耳が一般的で、リスのように尾が巻き上がっていることからリス犬と呼ばれているが、19世紀末頃にスピッツ・チワワと交配し改良され、現在のタイプである蝶々のような耳を持った犬種となりました。パピヨンはフランス語で蝶という意味なので、その名前の由来と言われました。従来の垂れ耳型はファーレンとと呼ばれていて、フランス語では蛾を意味しています。