みなさん、お久しぶりです。
スコでございます。
あたしが、大好きな人たちから離れて1年が経過したようです。
時間の流れは、思った以上に早いわね。
おねーちゃん。
あたしが、この世から去ってから・・・。
心配でたまらなったわよ。
本当に、頑張り屋さんで、我慢強くて、忍耐力が誰よりも強くて。
泣きたいくせに。花鈴やエビネさんが、心配するからって、
お湯がない浴槽に体を極限まで小さくして、泣いてるのよね。
そこまで、我慢することないのに。
でも、おねーちゃんの明るさや楽しい感じを壊すまい!という、
思いは、きっとみんな分かっているはずだよ?
それに、最近の体調不良は、
笑ってヘラヘラすればいいと言う域を大幅に超えているよ。
お風呂で倒れた時なんか、みんなで叫んじゃったよ!
おねーちゃん!危ない!
スカイやモクちゃんのありったけの声が届くように、
大騒ぎだったよ!
あんまりにもうるさいもんだから、他のお家の子たちに、
叱られちゃったりして。
それでも、おねーちゃんは、
「倒れた」という、事実も知らず、
「えへへへ、ごめん、ごめん。」なんて、笑いながら
おかーさんの手を借りて起き上がり、ヘラヘラしてたね。
いい加減、身体から発せられる声を聴いてみなよ。
あたしの手足の痛みを緩和させるために、トイレの前に小さな段差を付けて、
行き来がしやすく手足が衝撃で痛まないようにしてくれたり、
段差で転ばないように、してくれたり、
大好きなおねーちゃんと寝たいけど、ベッドの高さが乗り越えられないから、
あたし専用に階段を購入してくれたり。
こんなに、あたしの生活に支障がないように頑張ってくれたのに・・・。
おねーちゃんに関していつも感じる事があるんだけど、
おねーちゃんって、いつも自分自身に対して無頓着だよね。
「自分自身を助ける」と言うよりか「困ってる他人を助ける」ことの方が、
「大事・大切・重要」
「だと思い込んでる」よね・・・?
その考えは、おねーちゃん。
「違うよ!」
ハッキリ言って、今のおねーちゃんは、
「誰かに助けられる方」であって、
「誰かを助ける方ではない」
目覚めてよ。おねーちゃん!
自分自身で回復できるような状態ではないのよ!
周りの人間と足並み揃えて動き回ってる状態じゃないのよ!
おねーちゃん、気が付いてよ・・・。
いつか必ず突然身体が、動かなくなっちゃうよ?
この間も、突然右腕が痺れてきて、指が動かなくなったでしょ?
あたしもスカイもモクちゃんも、虹の橋で見ていて、
愕然として、みんなで口を開けたまま動けなかったわ!
あたしが、
「おねーちゃん、ねじが数本飛んで行ったみたいよ。」
そう言い終わると口を開けたまま何度も頷いた。
いつも、おかーさんに
「少しは食べなさい。お風呂に入れなくなるわよ。」、
「また、倒れちゃうわよ」って、
再三、言われてるのにも関わらず、
食べたくないのか、箸を持って固まるおねーちゃん。
昔は、豪快に食べてるおねーちゃんが、大好きだったのにな。
ある日突然、食べる量が減って、1日の食事回数も減って。
おねーちゃんは、あっという間に痩せていき、
あたしなんて、おねーちゃんに抱かれるたびに、
「また、痩せているは・・・この子」って、驚愕したわ。
いつも青白い顔で、フラフラしながら廊下を歩いて、
そんなことに気付かれまいと、笑ったり、ヘラヘラしたり。
誰が見たって様子がおかしいのは一目瞭然で。
でも、毎日、お仕事はするのよね。
おかーさんも、
「明日は、お仕事するの?」って、毎日問いかけるものの、
あの子は、出来るだけ明るいトーンで、こう返すの
「もちろん、お仕事はするよ!別に具合悪い訳じゃないし。
一生懸命お仕事をして、花鈴やエビちゃんの、
おやつ代を稼がにゃ!
フードとかおやつとか、ひもじい思いをさせないためにもね!
スコちゃんが、亡くなったとき、フードやおやつをスコちゃんが、
好きなものをあげていたから、後悔がなかった。という、
体験があったから、今度は、エビちゃんが好きなものをメインに、
あげてるの!
おねーちゃん頑張りますよー!」
という、テンプレートを母に伝える。
母もため息をつきながら、
「はいはい」とか「お頑張りください」という、テンプレートで返してくる。
おねーちゃん・・・。
あたしは、おねーちゃんにストップをかけても、
止まることを知らない人間だと・・・思っているよ。
この1年、あたしもおねーちゃんを遠くから見ていて、
色々と考えていたけど・・・
今、どんな言葉を掛けたらいいのか・・・。
その考えた末の言葉が、
どんなに遠いところに居ても、
あたしは、おねーちゃんが大好きで、
いつも、いつまでも・・・
愛してる。
寂しくなったら「空」を見上げて。
「空」は、どこまでも、どこまでも、続いている。
もちろん、「虹の橋」にもね。
だから、悲しまないで。
大丈夫。
いつも、心は通じ合っているでしょ?
あたしの大好きなおねーちゃんが、
幸せになることを、いつも願っています。
ありがとう。
大好きな、水鈴。