性格
「温厚で社会的な性格」
オーストラリアン・ラブラドゥードルは社交的で温厚な性格をしていて、飼い主・家族の精神状態を察することができることを目標に繁殖が続けられており、些細な変化も感じ取ることができる犬と言われています。
「頭がいいからしっかりしつけましょう!」
オーストライアン・ラブラドゥードルは、プードルとラブラドールの高い知能を受け継ぎ、非常に高い訓練を携えています。家庭犬の基本的なしつけ・訓練はもちろんですが、スポーツドッグとしても活躍が期待されています。日本ではセラピー犬としても大活躍しており、老人ホームなどでも見かけることもあるかもしれないです。しかし、頭がいいからこそ、しっかりとしたしつけが必要になることを忘れないでくださいね。
特徴
オーストラリアン・ラブラドゥードルの3パターンがあるが、いずれも筋骨がたくましく、優雅な印象を与える身体つきをしている。骨は太すぎず、細すぎないので、存在感が十分にあり、耳は大きく丸まっており、全体としてかわいらしい姿を見せてくれます。
歴史
「盲導犬として活躍を期待されたきっかけ」オーストライアン・ラブラドゥードルは、1970年代に犬アレルギーを持ったハワイ出身の女性が盲導犬を要求したきっかけで、動物アレルギーを持つ方々の介助犬となることを望まれており、オーストラリアの盲導犬協会で交配が開始されたとのことです。抜け毛が少なくてアレルギーを起こしにくい「スタンダードプードル」と、盲導犬に向いてる気質を持つ「ラブラドール・レトリバー」を主体に掛け合わせて、アレルギーフレンドリーな盲導犬を生み出そうとしたと言われていました。実際に誕生したのが3頭の子犬のうちの1頭が、依頼主にアレルギー反応がみられないことから、訓練された盲導犬を、依頼主に引き渡されたとされています。しかし、オーストラリア盲導犬協会では、交配数が少ないため、現在の「AL」に見られるような抜け毛の少ないアレルギーフレンドリーな犬種へ発展されるには至りませんでした。