性格
ゴールデンドゥードルはとても愛嬌満点、甘え上手な可愛らしい犬種です。とても優しく温厚で、また穏やかで賢い犬なので、小さい子供や他の動物のも愛情を持って接してすることができます。室内では大人しくのんびり過ごしていますが、外では高い運動能力を生かし、元気いっぱい遊ぶ活発さも持っています。飼い主に従順で素直な生活で、とてもフレンドリーなので家庭犬としては満点な犬種なのです。
特徴
ゴールデンドゥードルは、「ゴールデンレトリバーとプードル」のミックス犬のことで、賢さを持っているゴールデンレトリバーと、抜け毛が少なくて賢いプードルの良いところが集まった犬種です。名前は1992年に出来た造語で、「ゴールデン」はゴールデンリトリバーから、「ドゥードル」はプードルの頭文字のPを逆さましたのをDと読んでいるそうです。ドゥードルトは日本語で「いたずら書き」という意味があり、この犬種の人懐っこい性格にぴったりと名付けられたそうです。人が大好きで非常に賢いので盲導犬など様々な分野で活躍し、人間を助けてくれるお仕事犬として働いています。まさに運動能力・体力・知力を兼ね備えている頼もしい犬種です。ゴールデンドゥードルは犬アレルギーの方にも飼いやすい犬種とされています。プードルの毛が抜けにくいという特徴が、アレルギーの原因になるのでフケや抜け毛が周辺に舞い上がりにくくしているため、アレルギーの反応が起こりにくいです。しかし、アレルギー反応の原因が犬の抜け毛以外のこともあるので、どの方にも確実にアレルギーが起こらないとは言い切れないのでご注意ください。
歴史
ゴールデンドゥードルの歴史は日が浅く、1990年代頃から始まりました。北米やオーストラリアのブリーダーによっては、アレルギーを持つ人でも飼うことのできる盲導犬を作り出すために、賢く温厚なゴールデンリトリバーと、人懐っこくて犬アレルギーを起こしにくいプードルが選ばれて交配されたとのことです。厳密な定義としてゴールデンドゥードルは、純血ゴールデン・プードルの間に生まれた子供のみとされています。名前が有名になったのが、1990年代前半にアメリカに住む家族が飼っていたゴールデンドゥードルがきっかけになったとされました。犬を見た人から、ラブラドールレトリバーとプードルをかけ合わせた犬種の「ラブラドゥードル」と間違いやすいことが多く、聞かれる度に「ゴールデンドゥードル」と答えていたら、次第に名前が知られるようになりました。アレルギーの方でも変える可能性が高いことで、現在の日本では盲導犬、介助犬、被災地での災害救助犬、介助犬聴導犬、セラピー犬としても活躍しています。