レオンベルガー

性格

 レオンベルガーは優しくて穏やかな性格をしています。非常に賢くて、しつけに対する感度も抜群なのです。飼い主に忠実で愛情深く、家庭では自身の役割を全うしてくれるでしょう。愛情を注いだ分だけ返してくれるので、家族・パートナーに迎えるのにぴったりです。しかし、オス同士で相性が合わない場合はには、吠えて威嚇する可能性があります。それ以外はめったに吠えないため番犬には向かないそうです。

特徴

 レオンベルガーは超大型犬です。標準的なレオンベルガーの体高は72~80㎝で、メスは65~75㎝とかなり大型犬です。個体差があるものの、体重は34~50㎏あります。均衡のとれた筋肉質な体を持ち、たくましい脚はかなり運動量にも耐えることができます。また、ライオンのたてがみを思わせる豊富な被毛と、前足から後ろにかけての飾り毛によっては、実際の体よりも大きく見えるのです。

歴史

 レオンベルガーは1864年頃にドイツで生まれた新しい犬種なのです。ドイツ南部のシュトゥットガルト近郊で誕生したのです。1800年代、イギリス・ドイツを始めとするヨーロッパ諸国では盛んに犬の改良をされており、この時期に誕生した多くの犬種が現在もヨーロッパで愛されています。レオンベルガーの基礎犬となったのはスイス原産の長毛種・セントバーナーとフィンランド原産・白黒のニューファンドランド。ライオンに似た犬を作るために、さらにグレート・ピレニーズやクーバースなどが掛け合わさったのです。従って、レオンベルガーのライオンのような金色の被毛は、グレート・ピレニーズやクーバース由来となったのです。1907年、レオンベルガーはイギリスに渡りましたが当初は雑種扱いだったのです。さらに第二次世界大戦の最中、激減し絶滅の危機を迎えたのです。しかし、熱心な繁殖家たちの手によって、再びたくさんのレオンベルガーが生まれ、ヨーロッパでは人気の高い犬種として現在の地位を確立されたのです。ヨーロッパでは、家庭犬・牧畜犬・水難救助犬として飼育されており、近年日本でも愛好家が増え始めました。

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ハムスター

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