ホームレス支援をして気づいたこと
一たび家をあてがわれて生活保護をもらってもまたホームレスに戻ってしまう人がいる
なぜだろう。
ホームレスであるとき、彼らは自立してるんだ。
どこそこで炊き出しがあると、仲間がいて、ネットワークがあって、
面倒を見られる側の人という弱者ではなく
毎朝自分で動いて夜には家を建てて、季節を感じて、食事を得る工夫をする。
高校の数学の教科書にはまっているホームレスさんがいた。
目をキラキラさせて、学びを知った彼は眩しかった。
夢を語ってくれた元営業マン。
尽きることのない昔の話。誰もちゃらんぽらんじゃない。
必死に生きてきて、階段を一歩ずつ降りるようにホームレスになったと語った、
彼らを支援する人が尽きないのは、彼らに魅力があるからだろう。
彼らが幸せになれる日を願う。