二十歳を目前に考えていたことがある
大人とは何だろう。
私はこう考えた
大人とは善悪の判断が着き
怒ることに遅く
柔和で
他を許す広い心を持ち
時に信念を持ち自分を貫く者である
今思う大人は
自分をコントロールできて、
自分が世界の中心ではないことを知っていて、
経験から先を見通し人を導ける、
自分を社会の欲求に整合し、
自分探しの旅は終えていて、
ただ目標に向かって着々と行動する
言わなくていいことを黙っていることが出来て
出会う人に禍根を残さず、
本をよく読み、人は多角的であると知っていて、人を決めつけない。
故に偏見を持たない。
居場所を持っていて、
選ぶべき言葉を知っていて
自分も他人にも言葉や行動をせっつかない余裕がある