みなさんは日頃、日記って書きますか?
私は小学校高学年の頃から今まで20年近く日記を書いてきました。
その日にあった出来事はもちろん、
人に言えない気持ちを代わりに日記に吐き出すように書いたり
詩を書いたり、好きな歌の歌詞を書き写したり。
「自分の味方・相棒」のような気持ちでいつもノートをそばに置いて
気づいたらここまで生きてきたって感じです。
でも私は基本的にに熱しやすく冷めやすい性格で、正直飽きっぽいです。
そして出来なかった自分に自己嫌悪…自分を責めてしまいがち。
味方であるはずの日記で、勝手に自分を追い詰めて苦しい思いをするのも
なんだか時間がもったいないなぁと思うので、自分の中で(特に最近)ルールを作りました。
①毎日書けなくても自分を責めない。
②書きたいとき、書きたいことだけ自由に書く。
基本的にはこの2点だけを大事にして、重荷にならないように細々と続けております。
昨年、何気なく入った本屋さんで、“万年筆”に出会いました。
もともと習字(毛筆・硬筆どちらも)が好きなのですが準備や後片付けが大変で
大人になってからはなかなかできてなかったんですが、
万年筆ならノートにいつでも簡単に、毛筆と硬筆の間のような書き心地で書けるということに気づき、
好きな漢字・四字熟語・名言などをゆっくり丁寧に書き出す、というのも
日記の新たな書き方のひとつになりました。
話は少し変わりますが、
私が尊敬している自律神経に詳しい小林弘幸先生がおすすめしている「3行日記」というものがあります。
↑※こちら、3行日記の書き方だけでなく心身ともに私たちの生命維持に大切な「自律神経」についても記載されているので
ぜひ読んでみてください。
書き方は非常にシンプルで、
①今日一番失敗したこと(その日あったイヤなことやモヤモヤしたこと)
②今日一番感動したこと(その日あった楽しかったことや嬉しかったこと)
③明日の目標(明日やるべきこと)
この3つを寝る前に書くだけです。
3行日記のメリットとしては、
・ぐっすり眠れる
・朝の目覚めがスッキリする
・気持ちがリセットされる
・前向きな気持ちになれる
・免疫力がアップする
これらが期待できるそうです。
この3行日記ももちろん挑戦した時期があります。
だけど私の性格的に、色々とたくさんあった1日の出来事の中で
失敗したこと、感動したこと一つずつを選ぶというのがなかなか難しくて、
割とすぐに断念しました(笑)。
そこでそれらを踏まえて誕生した、オリジナルの自己肯定感を高める(かもしれない)日記、
題して「できた日記」の書き方を簡単にご紹介したいと思います。
例:今日は昨日よりスッキリと目覚めることができた。顔を洗えた。歯磨きできた。家族に挨拶できた。朝ご飯を食べられた。洗濯物を干せた。外に出られた。買い物できた。少し体操やストレッチができた。無理せず休んでお昼寝できた。夕方気持ちがモヤモヤしてしまったけど、話を聞いてもらって落ち着くことができた。お風呂に入れた。日記を書くことができた。今日もちゃんとお布団で眠ることができた。
こんな感じで日常の当たり前のようにこなしていることに、“できた(~られた)”を付けるだけです。
これだけで、「今日何気にすっごい色んなことしてたんだなぁ~‼よくがんばった!」と思えたり、
一見マイナスに思える出来事も、そのまま「ダメだった」で終わらせるのではなく、
ここはマイナスだったけど結果的にプラスになったと、良い面を探して「できた」で締めくくると、
少し心が救われるような気がします。
そうやって自分や周りの良い面・悪い面もありのまま受け入れつつ、
自然と自己肯定感が上がると気持ちも落ち着いて前向きになっていけると思うので
この「できた日記」は、特に疲れていたり自分に自信がなくなってる時によく書きます。
こうして日記を書くようになって、自分の気持ちと向き合っていく中で
すべての事は繋がっていて、何も無駄なことはないんだなぁとか、
いつかちゃんと正解が「〇」の答え合わせができるようになっているんだと思えるようになりました。
それでも日々生きていく中で、ストレスや疲労、思いがけないこと等で私たちの感情や体調が振り回されて悲しくなる日もありますよね。
人に話したいけどなんか話せない時、まずは気持ちを整理したい時、
なんとなくふと書いてみようかなと思ったとき。
これからまた見つけるかもしれない新しい書き方で、もっと自由に自分らしく、
日記を書いてみませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。