東日本大震災後、荒野になった海沿いの土地に毎年、市民有志がヒマワリのタネを植えるプロジェクトがある。
ヒマワリは鑑賞にも食用にもなる。
ヒマワリの花はすくっと天に向かって上に伸びていき太陽に向かって花を付ける。
サヤサヤ~♪サヤサヤ~♪
サヤサヤ~♪サヤサヤ~♪
荒野に1本だけポッンと咲いていたヒマワリの花は私たちの方を向いていた。
私たちはその ヒマワリの太陽になったんだ。大地を照らすピカピカ太陽になったんだ。
サンサンと降り注ぐ太陽の元、草木は育っていきその生命力の強さに私たちは勇気づけられていく。
サヤサヤ~♪サヤサヤ~♪
サヤサヤ~♪サヤサヤ~♪
ヒマワリの花は1本2本と増えていき、やがて荒野は一面のヒマワリ畑となる。
夢や希望も増えていき、やがて私たちの心の中にも花を咲かせるだろう。
何も無くなった訳ではないのだ。私たちはここに居てまた新しい町を造っていく。
サヤサヤ~♪サヤサヤ~♪
サヤサヤ~♪サヤサヤ~♪
塩気を含んだ海風に負けないように、すくっと立っている。
葉っぱの ダンスの音がする。
サヤサヤ~♪サヤサヤ~♪
サヤサヤ~♪サヤサヤ~♪