ここへ来て何年になるだろう
緊張と期待と不安でドキドキだった
丁寧に一つ一つ教えてもらい
慣れないパソコンと向き合った
WordやExcelのe-learning
地道ではあるけれど
覚えていくことが嬉しかった
ポエム作成
想いを言葉にするのは私の日常の糧
こんなに楽しいことはなかった
初めて公開された日を忘れない
誰かに読んでもらえると思うだけで
心弾んだ
失恋で私の心はズタズタに
泣きながら詩を作った
感性を研ぎ澄ませて
その時にしか吐露出来ない内面から来る声
そっと大事に耳を傾けながら
とにかく書いて書きまくった
何があっても生きてさえいれば
何とかなると学んだ
母と離れて暮らすようになって
日常生活に追われて
詩を書く時間は削られていった
ネタが切れたかと感じていた
でも実際はそうではなかった
少し減ってしまった創作意欲
今ではまた書きたいと強く思う
置いてきぼりにしていた私の中の感性
また取り戻しに行こう
幾つもの声がそこにはある