LATER SEQUELS SERIES #14
2025年5月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
戦姫絶唱シンフォギア(2012)
戦姫絶唱シンフォギアG(2013)
戦姫絶唱シンフォギアGX(2015)
戦姫絶唱シンフォギアXD(2017~2024)
戦姫絶唱シンフォギアAXZ(2017)
戦姫絶唱シンフォギアXV(2019)
Continuation from last page. 14-13 https://no-value.jp/column/114168/
戦姫絶唱シンフォギアAXZ
By shedding many tears,the reality you face is…
暗躍する脅威が、牙を剥く
顕現強襲――パヴァリア光明結社
今再び、問いかけよう。その胸に、歌はあるか
一にして全なるモノが死を灯す
概要・4
『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』は『戦姫絶唱シンフォギアシリーズ』第4弾。 2017年7月1日(土)深夜より放送開始。
OP「TESTAMENT」水樹奈々 ED「Futurism」高垣彩陽
「シンフォギアライブ2016」にて五期共々制作が発表された、TVシリーズ第四期に当たる。BS11で行われた第一期の再放送最終回直後の2017年3月31日(金)深夜に情報が解禁された。
タイトルの「AXZ」は「アクシズ」と読む。 『無印』(一期)『Gシリーズ』(二~三期)に続く、言うなれば第3シーズンに当たるエピソード。
作品内で『賢者の石』がフィーチャーされており、『一にして全』→『AtoZ』→『A×Z』となり、それを再構築して「AXZ」となった。 同時に、読みを「axis(アクシズ)」とすると「軸」として捉えられるので、第五期に繋ぐ軸であり、劇中のテーマでもある「正義の選択」の軸線としての意味合いを持たせた、との事。
金子氏がぶっ倒れたりしたが他の脚本家がフォローし、各方面にOKを貰った上でリライトが施され、無事に放送された。その為、今回は恒例の金子彰史全話執筆ではなく、実弥島巧、永井真吾、望月真理子の三氏も参加している。
「己の正義を信ずる者同士が対立し合う」というシナリオは『G』と被る部分があるものの、「これまで築いてきたものを握ってどうぶつかっていくか」という点に重きが置かれており、やるせない不条理を描いた、前作の『GX』との差別化が図られている。
最終回に「続く」とあり、第五期に続く。
その事が事前に決まっていた為か、従来通りの極端なまでのシナリオ密度は無いものの、その分アクションシーンは多めの娯楽作となっている。
きりしら以外の組み合わせのユニゾン(デュエットによる連携)の戦術への本格導入等、新たな試みも多い。
ちなみに過酷と噂の歌アフレコ専用スタジオは更に進化。三人並んでの歌収録の他に歌いながら合間にセリフのアテレコもできるようになったという。
あらすじ・4
『GX』の魔法少女事変から約1か月後。 世界の平和を守り、かつて失踪した父と再会し、家族の絆を取り戻した立花響は、海に山に夏祭り、と余すところ無く夏休みを満喫していた。
お盆には千葉の実家に戻り、家族揃って鍋も堪能したりと彼女の日常は満ち足りていた。しかし、そんな日々も長くは続かない。
そう、夏休みの宿題が殆ど片付いていないのだ。
学生の本文と言う、ある意味で何よりも過酷な最大の敵に必死に抗っている夏のワンシーン。
今回の舞台は平和な日々のツケが回って来た夏の終わり。 リディアンの登校日を切っ掛けに新たな戦いが始まる。
バルベルデ共和国。
かつて、雪音クリスが両親を亡くし、捕虜として幼少期を過ごした国。 内戦中のかの国で、アルカ・ノイズが軍事転用されているらしい。
国連決議による武力介入決議を受け、国連軍の先鋒として派遣されるS.O.N.G.。
それと時を同じくして。
歴史の影に潜んでいた、パヴァリア光明結社の幹部である3人の錬金術師達も、バルベルデに秘匿されたナチス・ドイツの聖遺物を入手しようと動く。
『神の力』を巡るS.O.N.G.とパヴァリア光明結社の戦いの幕が開こうとしていた。
パヴァリア光明結社
今作における敵対勢力である組織。
統制局長アダム・ヴァイスハウプトによって興された。
AXZの一話から登場する、サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティの3人はこの組織の幹部。
シリーズ各作品でたびたび名称が言及※されていた組織だが、第四期『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』で本格的に姿を現す。
そのメンバーの多くは、異端技術「錬金術」の使い手であり、創始者のアダムを含む幹部たちは古い時代から存在し、歴史の陰で暗躍してきた。
外部の人間に異端技術やその産物を提供し、同盟関係を結ぶこともあるが、必要となれば容赦なく切り捨ててしまう。
過去の本編では、武装組織フィーネのナスターシャ教授とウェル博士が共謀した「フロンティア事変」や錬金術師のキャロル・マールス・ディーンハイムが画策した「魔法少女事変」にも支援する形で深く関与している。
「AXZ」終盤でトップのアダムや最高幹部達が死亡した事で組織は瓦解し、世界各地の残党も各国の当局によって検挙されていったが、続編の「XV」で残党の「ノーブルレッド」と呼ばれるグループが行動を起こす。
アプリ「シンフォギアXD」のシナリオにおいても、平行世界を含めて、宇宙世紀のガンダムシリーズのジオン軍の残党や仮面ライダーのショッカーや財団X並みの勢いで各所にパヴァリア残党が湧く。
※アニメ第二期『戦姫絶唱シンフォギアG』の第12話の前半において、月の落下を隠蔽していた組織として、米国の国家安全保障局と並んで、同話冒頭のマリアの演説の中で名前だけは語られていた。
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