LATER SEQUELS SERIES #14
2025年6月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
戦姫絶唱シンフォギア(2012)
戦姫絶唱シンフォギアG(2013)
戦姫絶唱シンフォギアGX(2015)
戦姫絶唱シンフォギアXD(2017~2024)
戦姫絶唱シンフォギアAXZ(2017)
戦姫絶唱シンフォギアXV(2019)
Continuation from last page. 14-14 https://no-value.jp/column/114757/
サンジェルマン
CV.寿美菜子
「犠牲ではない。流れた血も失われた命も、革命の礎だ!」
キャラクター解説
パヴァリア光明結社の幹部のひとりで男装の麗人。
結社の仲間であるカリオストロとプレラーティを錬金術において、完全な身体とされる「女性」へと変えた人物。
劇中での対戦相手は、主に響と切歌。
錬金術の到達点は様々であるが、いずれも目指す所は「完全」を為す事にある。 錬金奥義の果て、その身体を完全なモノへと作り替え、悠久の命となったサンジェルマンは「人は何者にも支配されるべきではない」という考えの元「神の力」の創造を試みる。
目的の為には人命も厭わず、錬金術により生身の人間達を分解。 本編開始時点で7万人を超える命を奪っている。
だが奪った命は「革命の礎」である、という考えから、某ガンダムのエレガント閣下の様にその犠牲の数は毎回きっちりとカウントして記憶しており、彼女なりにその命を背負おうとする思いはある。一方で、その払った犠牲の多さ故に目的の軌道修正が今更出来ない状態であるとも言える。
数百年以上の期間を活動してきた割に、この「7万人」という数字は、ある意味で少な過ぎるとも取れる。逆に言えば彼女なりに無益な殺生は避けようとしている節があり、積極的に殺害するのも「利用した独裁政権側の人間」や「武装した警備の人間や兵士」が主であり、結果的に一般人を巻き添えにしてしまっている事は多々あるが、積極的に非戦闘員を殺そうとはしていない。 五期にて、結社残党が一般人を相手にこれ以上の被害を意図的かつ一晩で出しているので、彼女の存在が結社における抑止力であったのは疑いようがない。
よく言えば信念が固い、悪く言えば頑固で融通が利かない人物。 『支配への反逆』の理想と同じくらい、自分の仲間の事も大切にしており、理想を同じくする同志が自然と出来ていくカリスマ性を持つ。 そういった意味では立花響と似た者同士とも言える。
逆境にある時は力強く「だとしてもッ!」と叫ぶ事で自分を鼓舞する習慣を持ちそれが彼女のモットーの様になっている。後にこの言葉は響に受け継がれた。
「バラルの呪詛」を解く為に「神の力」の完成を求めている。
直属の上司であるアダムとは、彼の人を人とも思わぬ態度から決して良好な関係とは言い難かったが、目的の為に従っていた。
しかし、大事にしていた仲間のカリオストロとプレラーティをS.O.N.G.との戦いで失い(実は生きていたが)、アダムが自分達を騙して己の目的の為に利用していた事を知って離反。
立花響達と手を取り合う事は否定したが、事実上の共闘関係にはなっており、響が「神の力」に取り込まれてしまった際には救出に協力した。
アダムとの最終決戦の最中。 「神の力」に取り込まれ、巨神へと変貌した立花響を危険視し、米国籍の原子力潜水艦「サスケハナ」より放たれた三段階式反応爆弾を食い止める為、生還して現れたカリオストロとプレラーティと共に「死を灯す」事をもって臨む。
プレラーティの錬成した実包型ラピスと、ラピスに見立てた完全なる肉体と命の焼却の二段構えにて、反応兵器が齎す大量・広域の破壊と汚染、ありとあらゆる不浄を祓い、最期に自身の力が誰かの為になった事に満足し、微笑みを浮かべ、三人の錬金術師は消えていった。
彼女達の残留思念は響を支援し、アダムとの決戦においては響のギアが黄金錬成される手助けとなった。 また、続編の「XV」においては戦いで倒れ伏した響の心象世界に現れ、折れかけていた響を叱咤した上、ラピスを取り込んでリビルドされていたシンフォギアの新たな姿「アマルガム」を導いた。
来歴
実は数百年前(恐らく古代ローマ)に産まれた人間で、男装こそしているが三幹部の中では唯一、生まれながらの女性。
上流階級の男性が戯れに奴隷の女性に手を出した事で生まれ、当然実父には何の援助も愛情も得られない幼少期を送る貧困の中で母親を喪っており、支配に抗うという理想は彼女の虐げられた幼少期の経験も大きく影響している。
公式サイトの解説によると、母と死別後も数々の辛酸を舐めてきたが、ある貴族が彼女を弄ぶついでに戯れに文字を教えた事がきっかけで教養を自主的に学ぶ様になり、錬金術の素養も身につけた様である。 その後、フランス社交界に現れ、スポンサーを得て活動していたとの事。
モデルはサン=ジェルマン伯爵。
時空を超えた存在とも、不老不死とも言われている謎多き存在で、シンフォギア以外にも多くの創作者のイマジネーションをかき立てている。
ファウストローブ/スペルキャスター
キャロルが作り出した、聖遺物由来のファウストローブとは異なり、錬金術師が人工的に作り出したラピス・フィロソフィカスが素材として使われている。
ラピスの力を転換・固着するコンバーターユニットである、スペルキャスターはフリントロック式の銃型で、空中に向かって撃つ事で撃鉄がハート型のラピスを打ち、変身が始まる。
デザインは白銀をベースに赤や青の差し色が入った騎士を思わせるもの。 着用時には髪がアップになり巻かれている。
変身後、スペルキャスターは銃と剣の2パターンに変形する万能武器に変わる。 銃形態は、普通の弾と連射性能を殺す代わりに一発当たりの威力が高い弾に切り替えられる他、撃った箇所から黄金の結晶(レイアの土属性に近い)が生えて来る、弾が飛びながらライフル弾のような鋭い形状に変形する、弾がゲートをくぐって敵の死角から飛んでくるといったトリッキーな攻撃が可能。また、両肩と足の裏にも弾丸を発射するギミックが仕込まれている。
カリオストロ
CV.蒼井翔太
「あーしの魅力は、爆発寸前ッッ!!」
キャラクター解説
パヴァリア光明結社の幹部のひとり。
サンジェルマンと出逢い、その錬金術によって生物学的に完全な身体構造である「女性」へと完成され、不老長命を獲得した元男性。
一人称は「あーし」で、爆乳にかなり露出度の高い格好をしている他、いちいち言動がやたらアブない。
シンフォギアの劇中で唯一、男性声優が演じている、女性キャラクターであり、ぶりっ子な発言も相まって、いかにも「作った」ような振る舞いが、非常に胡散臭い雰囲気を醸し出している。
劇中での対戦相手はクリスとマリア。
カリオストロに男性声優を起用しようと言ったのは、原作およびシリーズ構成の金子彰史氏。
雑誌での「1話を見ればわかる」等の発言から、おそらく第1話で披露された合唱のハモりを意識してのことだと思われる。
オーディション自体はきちんと行われたようだが、蒼井氏いわく「他の参加者は全員女性だった」とのこと。
背水の陣であるAXZ第8話の戦いでは、女性ぶった声音をかなぐり捨て、男の地声による絶叫を披露。ここまで軽薄な印象だったカリオストロのキャラクターに、ここぞの真剣味という深さを与えた。 それを踏まえてなのか、シンフォギアライブ2018では死灯・エイヴィヒカイトのラストのサビでの「虚偽に貫け」の歌詞は迫力、緊迫感あるカリオストロを意識してか蒼井翔太氏のドスの効いた男声は必聴である。
当然だがシンフォギアライブ時には基本的に歌の出番の無い司令や緒川、ウェル博士とは違い、歌い手側の女性声優陣の中に男一人で混ざる事になり、絵面的に面白い事になる。
来歴
過去の彼女(彼)は、嘘にまみれた詐欺師として名を馳せていた。
しかし、完全な身体と完成してからは、せめて自分の気持ちに嘘はつきたくないと振る舞っている。
敵に対しては、意地の悪い部分も見せるが、現在の自分の居場所を作ってくれたサンジェルマンには深い感謝の心を抱いており、同僚のプレラーティ共々、強い絆で結ばれている。
モデルは恐らくイタリアのアレッサンドロ・ディ・カリオストロ。低い身分から上流階級にのし上がり、アヴァンチュリエ(山師)と呼ばれた人物だったらしい。 ちなみにアルセーヌ・ルパンのカリオストロ侯爵夫人もここから来ている。
ファウストローブ/スペルキャスター
ファウストローブのスペルキャスターは指輪型。
指輪からのエネルギービーム(ハート型)の連射を主な戦法とするが、実際の本領は十指の指輪をメリケンサックやボクシンググローブに変形させたパンチ攻撃。 軽快なフットワークからパンチやビームを乱発するボクシングの様な怒涛の戦闘スタイルを得意とする。
プレラーティ
CV.日高里菜
「ノリの軽さは、浅はかさな訳だ!」
キャラクター解説
パヴァリア光明結社の幹部のひとり。
小柄な眼鏡っ子で、語尾に「ワケダ」をつける癖がある。
サンジェルマンと出逢い、真の錬金術に打ちのめされると、その理想成就の為に協力者となった。
相方のカリオストロと比べると、サンジェルマンには理想に共鳴したという以上に一人の人間として惚れている節があり、いざという時は彼女の為に命を賭す事も厭わない。
もう一人の仲間であるカリオストロに対しても、表面的には彼女のマイペースさに呆れている様子だが、彼女が死亡した(と思われた際)には「あのおたんちんが」とぼやきながらワインを献杯するなど仲間意識は厚く、カリオストロからも同様の篤い友情を持たれている。
途中で欲望の為に自分達を利用して切り捨てようとするアダムの真意に気づき、その事をサンジェルマンに伝える為に夜の高速道路を爆走。 余程急いでいたのか、邪魔な自動車をなぎ払いながら強引に移動していた所為でS.O.N.G.に補足される。
このままでは危険と判断され、そこにやってきた風鳴翼と月読調がまことに都合よく心の壁を乗り越え、絆のユニゾン『風月ノ疾双(しっそう)』を完成させた事により、正面からのぶつかり合いに敗れ、
「サンジェルマン……サンジェルマァァァァァン!!!!!」
と叫びながら爆死した。装者達はアダムの粛正にまんまと利用されてしまった形になる。……と思われていたが、実は寸での所で先に死亡を偽装し姿を消していたカリオストロに救出されていた。
アダムへの復讐の為に水面下でラピス錬成を行なっていたが、サンジェルマンが日本に落とされ様とする反応兵器を命と引き換えに消そうと試みた矢先にカリオストロと共に出現、弾丸状にしたラピスを渡し協力した。
この試みにより、3人は消滅する事になりサンジェルマンから巻き込む形になった事を詫びられるも「いいモノが見れたから、気にしていないワケダ」と満足げな笑みを浮かべつつ消えた。
来歴
かつては、虚飾と快楽に耽る男性であったが、サンジェルマンの手によって完全な身体である「女性」へと変わった。
またそれ以来、怠惰を改めて、地道な研究者となっている。 それでも時々、かつての性情が顔を覗かせ、楽しさを優先させる事がある。
モデルはおそらくフランスのフランソワ・プレラーティ。 ジル・ド・レの同性の愛人とも言われ、XDのイベントでは現代に復活したジルと面識がある設定になっている。正史、XD共にキャロルが使用したシャトー建設に結社で最も尽力したのは彼女であり、その所有権に関しては複雑な気持ちがある様子。
ファウストローブ/スペルキャスター
スペルキャスターはけん玉型で、ハンマー状や車輪状に変えて戦う事もある。
常に所持しているカエルのぬいぐるみは公式サイトによればがま口である。 なお、スペルキャスターもそこに収納されている。
一部視聴者からは、かえるぬいぐるみ=金子彰史氏と認識されている。
アダム・ヴァイスハウプト
CV.三木眞一郎
「ビタイチかッ!安いものだな、命の価値はッ!」
キャラクター解説
パヴァリア光明結社の統制局長。
並外れた魔力を有する超高位の錬金術師。四期のラスボス。
唯我独尊を地で行く傲慢な性格のヒトデナシ。 会話の際には倒置法を多用する。
肩書きと反して、錬金術のセンスや人望などは皆無に等しく、凡そ錬金術師達の組織のトップに立てるような器では無いが、それを上回って余りある膨大な魔力によって、あらゆる錬金術を無理矢理行使するという力業で組織を従えている。
オートスコアラーのティキからは尋常ならざる愛情を向けられており、彼もまたその愛に応えるかの様な素振りを見せてはいるが、ティキの無邪気過ぎる言動もあって内心では鬱陶しがっており、自身の計画を成就させる為の道具としか見ていない。
自力で核融合を起こして黄金を錬成し、その過程で発生するツングースカ大爆発に匹敵する火球を攻撃手段として用いる等、デタラメ極まりない圧倒的な力を持つ(ただし魔力が十分ならではの威力であり、作戦を妨害された事のカバーをする為、別作業をしていた再戦時には消耗により使用出来て無かった。 それだけの魔力を用いても作れた金はビー玉サイズが2個きりというお粗末な結果であり、センスの無さも相まって相当効率が悪いと言っていい)。
また、常に被っている白い帽子はジョジョのスピードワゴンよろしく、投擲武器としても使用できる強度を有する。
当初はOPで後ろ姿だけ映っている怪しげな男、という扱いだった。 始めて劇中で本格登場した第4話にて、前述の黄金錬成の熱によって服が消し飛んで全裸になるという衝撃の演出で視聴者と装者達の度肝を抜き、その後(五期含め)も回想やデータ閲覧の場面で意味もなく半裸や全裸のシーンが挿入された事から「裸の錬金術師」「ZENRA」などという渾名を付けられた。
色々と無法だと噂のDVD・BDCMの第4話の回にて、切歌によって「あっちも抜剣したデスよ!?」という露骨な下ネタもブッこまれている。
部下であるサンジェルマンとの連絡の際には何処からともなく現れるダイヤル式固定電話を使っているが、これはアダムの持つテレパシー能力に形を与えたもので、受話器を取ればサンジェルマンに限らず、誰でも通話が可能になる。
また、最終決戦ではこの能力で戦場に突然電話を出現させ、装者が困惑している隙に吹っ飛ばすというセコい戦法も使っている。
元ネタは始まりのヒト・アダムと同名のドイツの哲学者。
来歴
その正体は、先史文明以前に「造物主」と呼ばれる存在によって製造された人形であり、ヒトのプロトタイプ。すなわち原初のアダムである。
単純なスペックでは造物主の求めた完全な性能を有していたが、完全過ぎるが故にそれ以上の発展性が望めない事から廃棄処分が決定していた。
彼が指導者としての能力を持たないのも、単体で完璧な力を持つが故に、不完全を補う為の作戦・技術の類を必要とせず、その点を想像する事すら至らない事に起因する。
余談だが、当人に裸体への抵抗の様子が見られないのも、最初の人類が服という物を持たなかった事に関係するのかもしれない。
完全なる存在である自分が打ち捨てられ、不完全であるヒトの存在が認められたという事実を認められなかったアダムは造物主の元から逃亡。 「神の力」を得て、造物主と対等の存在になる事での復讐を決意し、その野望を実現する為にパヴァリア光明結社を結成した。 やがて復活する神へのカウンターを求め、それに備えるという点で各所と共闘の余地が有ったのだが、如何せん当人が「人でなし」過ぎた。
錬金術師達には結社の目的を「神の力を以てヒトの相互理解を阻むバラルの呪詛を消し去り、完全へと至る事」としていたが、アダムの目的は自分こそが支配者となる為に、神の力を独占する事であった。 創造主の創り出した人形という側面を持つが、その屈辱的な経緯からそう捉えられるのを激しく嫌っている。
目的の遂行は全て他人任せにし、その過程で発生した犠牲を気にも留めず、更に神の力を得る目途が立った途端にサンジェルマンをも切り捨てる。
遂には、オートスコアラー・ティキを媒体として神の力「ディバインウェポン」を発現させるも「神殺し」の概念を持つ哲学兵装として力を持つ、ガングニールの装者・立花響によって打ち砕かれてしまった。
そこで今度は自分の腕に神の力を宿そうとするが、切り離された神の力は何故か響に宿ってしまい、それによって発生した騒動の隙に姿をくらます。
S.O.N.Gの尽力で響と神の力の分離に成功・神の力を葬り去ろうと米国が放った反応兵器をサンジェルマン達が命と引き換えに相殺させた直後、どさくさに再び姿を現す。
三度神の力を得ようとするが、ティキに(二重の意味で)足を引っ張られた事で響の「神殺し」の直撃を受けて神の力を粉砕され、彼の野望は完全に潰えた。
最終話では醜悪な真の姿、最終決戦形態としての姿を現し、シンフォギア装者と激突する。
真の姿はバフォメットやリザードマンを掛け合わせ指がチューブ状で10個の目、口が頭足類の足を思わせる形をした異形の姿をしている。 本人は人外でしかない、この姿を快く思っておらず、力の使い過ぎで人間の姿を保てなくなる事に激怒していた(これも碌に前線に出なかった理由の一つ)。 前述した錬成を応用した爆発の他、手や指を伸ばしたり(斬られても数十秒で再生する)肉片で小型の分身を作り出したり、口から光線を放つ事もできる。
しかし、サンジェルマン達の遺した賢者の石の残滓がシンフォギアに流れ込み、そこから更に機能を限界まで底上げしたイグナイトで圧倒され、皆のギアの力を手と手を束ねる力により借り受けた響に追い詰められ、黄金の姿※に至ったギアでのラッシュを受け、胴体を貫通されて敗北。
最期の瞬間、アダムは自身と人類の造物主――
即ち、カストディアン復活の脅威を仄めかし、対抗手段としての自身を滅ぼした人類を嘲笑いながら逝ったのだが……
「砕かれたのさ、希望は今日に」
「絶望しろ。明日に…未来にッ!!」
終盤のアダムの失策は、カリオストロやティキ等、これまで彼が蹴落としてきた者に足を引っ張られてきた事に起因している。
他者の手を振り払ってしまった為に破滅した彼は、ある意味で『手を繋ぐ』事の尊さを訴えた、本作の仇役に相応しいキャラクターであったと言えるだろう。
また、誰とでも仲良くなろうと頑張ってきた響が、「人でなしには分からない」と珍しく相互理解を拒絶した人物でもあった。響にこんなセリフを言わせる時点で本当に救いようのない人でなしである。
※完全に黄金聖闘士な見た目だったのだが、XDで本家とコラボする事になった。
to be next page. 14-16 https://no-value.jp/column/117139/